月曜日朝の善福寺公園は晴れ。照りつける太陽。
きょうから8月。夏はこれからが本番か。
上池にはカワセミのオス。
ブンジ(B2)くんかな。
池をめぐっていると、羽化したばかりのセミ。
アブラゼミか、まだ体も翅も白っぽい。
きのうNHKの番組(午後6時すぎからの「香川照之の昆虫すごいZ!カブトムシ」)を見てたら、カブトムシやクワガタは夜行性。なので日が昇ると木の根元あたりに潜んでいることが多い、と紹介されていたので、木の根元をチェックしながら歩く。
するとたしかに木の根元で、クワガタらしいのが交尾中だった。
薄暗くてよく分からないが、オスの下にメスがいる。
しかし、クワガタのオスなら立派な大アゴがあるはずだが、ない。
別のオスとケンカしているうちに欠けちゃったのか?
それとも大アゴがそれほど発達していないオニクワガタか。もしそうだとしたらチョーレアなんだけど。
下池のほとりでは、イトトンボの正面顔。
双眼鏡みたいな目。
葉っぱの裏でカマキリがぶら下がっている。
まるで軽業師。
けさもチョウトンボ。
チョウトンボを観察していたら、近くにカワセミがやってきてとまった。
今年生まれた若造くんのようだ。
場所を移動しながらエサ探し中。
このところ毎日のように若造くんを見るが、このあたりをテリトリーにしていた三郎くんに代わって、世代交代が進んでいるのだろうか?
ピョ~ンピョ~ンと飛んでいたバッタがとまったところ。
ショウリョウバッタかな?
とても長い後ろ脚。
ここにもカマキリ。
葉っぱの上には超小型のハエトリグモ。
サングラスをかけたおじいさんという感じ。
葉っぱの裏でセミが羽化中だった。
もうすぐ体が抜けそうというそのとき、スズメバチがやってきて、羽化中のセミを襲い始めた。赤茶色っぽいからチャイロスズメバチだろうか。
虫たちが一番無防備なのが羽化中。
羽化してるときは何の抵抗もできないから、そんなときに襲われたら一巻の終わりだ。
そこをねらうのは弱肉強食の自然の摂理といってしまえばそれまでだが、それじゃあかわいそうなので、落ちてた枝でスズメバチを追い払ってやった。
するとブーンと飛び去っていったが、その後、羽化中のセミはどうなったか、それはわからない。