善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

セミの脱け殻見つけたよ!

月曜日朝の善福寺公園は快晴。風がなく、日なたは暑いが、木陰に入るとホッとする。

 

公園のサルスベリの花が咲き出した。

夏の間ずっと咲き続けるので百日紅と書いてサルスベリ

 

けさも上池にメスのH子らしいカワセミ

 

きのう見つけたジグザグのクモの網が、けさはさらに立派になっていた。

細い糸でつくった網もよくできているが、中央の太い糸のジグザグ模様がなかなか芸術的だ。

上から見たところ。

網の裏に隠れて、獲物がやってくるのを待っているのか。

 

けさは公園のあちこちでセミの声がする。

きのうは聞こえなかったから、初セミの声。

去年の当ブログを見ると、7月17日の項に「きのうあたりからセミが鳴いている」とあるから、今年の方が少し早い感じ。しかし、7月12日と山口に行ったら、秋吉台ではすでににぎやかに鳴いていた。鳴き声前線がようやく関東地方にまでやってきたということか。

とすると、羽化したあとの脱け殻があるはずと探す。

アブラゼミかな?セミの脱け殻を発見。

ニイニイゼミの脱け殻もあった。

それでわかった。

このところ公園にはやけムクドリが多い。

ムクドリは地中から這い出してくるセミの幼虫が大好物だ。

遠くの枝にムクドリの集団。

 

小さな小さなテントウムシ

黄色い帽子をかぶった子どもみたい。

 

枝の先にとまっているのはウチワヤンマ。

ヤンマといいながらヤンマではなく、サナエトンボの仲間。

大きいのでヤンマと間違われたのか、お尻の先がウチワ(団扇)みたいになっているのが特徴。

 

池のほとりには、胴がちょっと短いイトトンボ

何もこんなに端っこにとまらなくてもと思うのだが、よほど軽いのだろう。

 

梢をめぐっているのはエナガメジロなどの小型の鳥の群れ。

春先あたりからめっきり姿をみせていなかったが、ここ数日、公園に居ついて巣づくりまでしていたタカの仲間のツミの姿がない(オスとメスは破局して、ここでの巣づくりをあきらめたとの情報あり)。それで安心してやってきたのか。

エナガはどれもちっちゃい感じて、今年生まれたばかりの幼鳥だろうか。

まぶたが赤いのは幼鳥のしるし。成長すると黄色っぽく変わっていくという。

メジロもくちばしを伸ばしてエサをついばんでいた。

 

クサギの花も咲き出していた。