ゴールデンウィーク最終日、日曜日朝の善福寺公園は快晴。気温はそこそこ高いが風が強い。
H子かな。
下池では、このところカワセミを見るチャンスがない。
星がたくさんあるテントウムシ?ではなくてテントウムシに擬態したテントウムシダマシ。
テントウムシは肉食で、アブラムシなどを食べるが、「おいらも肉食でコワイんだぞー」とテントウムシに化けて相手を脅かすものの、実は草食の虫。
虫を食べてくれるテントウムシは農業者にとって益虫だが、テントウムシダマシはナスやウリ科の植物を好んで食べるので農作物に被害を及ぼす害虫とされている。
星が28あって、よく見ると細かい毛が生えていて光沢がないのが特徴。
主に関東以西に生息するニジュウヤホシテントウと、関東以北に生息するオオニジュウヤホシテントウの2種類がいるというが、けさ見たのは星の大きさからしてニジュウヤホシテントウだろうか。
シジミチョウが逆さにとまっているんだが、個体差なのか、やかに細長く見える。
山椒の実がなりだした。
山椒の実がまだ若く柔らかい今ごろの時期に収穫したものが実山椒。佃煮や醤油煮として売られている。
ちりめん山椒にしてもおいしい。
一方、赤く熟した実を夏から秋に収穫し、乾燥させて皮の部分をすりつぶして粉状にしたものが粉山椒だ。
山椒は、葉っぱは木の芽になるし、実をつけない雄株にしたって、花のつぼみが花山椒となる。
山椒の実を見て、ついつい食い気に走ってしまった。
キショウブの茎をのぼるかおりるかしている毛虫。
離れたところから見たらツマグロヒョウモンの幼虫かと思ったが、近づいてよく見ると、毒々しい感じからドクガの幼虫だろうか。
ドクガの幼虫なら、毛針には毒があり、触れるだけでも皮膚炎を起こすという。
こちらにも毛深いクモ。
ちっちゃいくせに正面の2個の大きな目がやけに目立つからハエトリグモのようだが、ジッとしていて動かないのでカメラを近づけると、いきなり飛びかかってきてどこかへ消えてしまった。
ジッとして動かないのは敵に遭遇したときのフリージング行動で、がまんできなくなって逃げ出したか。