月曜日朝の善福寺公園は快晴。風は冷たいが日差しが心地よい。
けさのカワセミは上池の端と端に2羽。
1羽は朝日を浴びてエサをねらっていたが、上空が気になるのか、上を向いたままピタリとも動かなくなった。
そのまま固まったみたいになっているので、散歩を続ける。
もう1羽は暗い場所で、こちらはうつむいたようにしてジッとしていた。
カワセミの明と暗。
下池をめぐっていると、ちょうどカイツブリがエサをゲットしたところに遭遇。
なかなかの大物みたいだ。
外来種のブルーギルのちっちゃいやつか、横幅があって、大きい。
さっそく飲み込もうとする。ところが・・・
横幅がありすぎるからか、ノドを通っていたかない。
水でジャブジャブするが小さくなるわけじゃない。
その後は悪戦苦闘。
何度も飲み込もうとするのだが、うまくいかない。
何しろ、せっかく獲った獲物も、細かくちぎって食べるのではなく丸飲みするしかないから、あまりに大きかったり横幅があると、せっかくのご馳走にもありつけなくなる。
外来魚の影響は、カイツブリの生存をも脅かしているのか?
そういえば近くの井の頭公園でも、外来魚のオオクチバスやブルーギルが増えすぎて、カイツブリが食べる在来種の小魚やエビを捕食して減少させてしまい、それならブルーギルの小魚を食べればいいかというと、すぐにカイツブリが飲み込めないサイズに成長してしまうため、カイツブリの繁殖に影響が出ているという話を聞いたことがある。
善福寺池でも同じような問題があるのかもしれない。
ふたたび上池をめぐっていると、公園の隣のお宅で咲いている冬咲きのクレマチス(クレマチス・アンスンエンシス)に2羽のメジロが訪れていた。
夢中になって花の中に頭をつっこんで蜜を吸ってるものだから、人が近づこうと平気。
次はどこに行こうかなー。
花からは花へ~、はチョウチョだけじゃない。