土曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうに引き続き寒い朝。風も冷たい。
上池にホシハジロが固まっていた。
写真に写ってないのも含めオス4羽、メス4羽いて、4組のカップルだろうか。
カマキリがジッとして動かないでいた。
冬にカマキリなんて珍しい。
死んじゃってるんじゃないかと突ついてみると、前脚を上げて威嚇のポーズ。
ちゃんと生きてる。
でも、頭を埋めるようにしていて、余命幾ばくもないのか。
カマキリは4~5月くらいに卵から孵って、秋に産卵して冬を迎えるころには死んでしまう。つまり寿命は6~7カ月ぐらいといわれている。
それでも、暖かい季節が続くと多少は長く生き延びるのだろうが、変温動物であるがゆえに冬の寒さに耐えることはできない。
もちろん中には冬眠したり、あるいは草の陰かなんかでジッとして動かずにいて生き延びるのもいるが、多くは死んでしまい、自分が産んだ卵や土の中の幼虫に命をつないでいく。
けさ見たカマキリは、それでも何とかがんばって生きているようだった。
池をめぐっていると、コサギが近くまで飛んできた。
おなかをすかしているからか、人が近くにいても平気で、真剣な目でエサをねらっている。
池の底を脚でズリズリさせ、泥の中に潜んでいる生きものを追い立ててクチバシで突ついて食べるのがコサギの習性のようで、盛んに脚をズリズリ。
見事ゲット。小魚のようだった。
上池から下池に行く途中、高い木のてっぺんにけさもツグミ。
やっぱり様子をうかがっている。
下池ではカップルだろうか、2羽のバンが仲よくエサを探していた。
さっきのとは別のツグミか。比較的近くまで下りてきていた。胸を張るいつものポーズ。
ふたたび上池に戻ると、葉っぱが繁った木にたくさんのメジロがやってきていた。
盛んに実をついばんでいたが、なかなか外に出てきてくれないので、特徴のあるパッチリ目しかわからなかった。