金曜日朝の善福寺公園は快晴。けさはめっきり冷え込んだ感じで、都心の最低気温は6時25分に9・7℃だったというから、内陸のこのへんはもっと寒いだろう。
けさも上池で2羽のカワセミが並んで止まっていた。
手前の右側がメスで左はオスのようだ。
池をめぐっていると、さっきのカワセミか、木陰に移動していた。
下池でも2羽のカワセミを見たが、こちらは追っかけっこをしていてすぐに視界から消えてしまった。
葉っぱの上でジッとしているのはアブの仲間だろうか。
正面からみたところ。
寒さが増すようになって虫の姿をすっかり見なくなったから、珍しい。
昆虫は外部温度によって体温が変わる変温動物。活動できる温度は10℃~30℃といわれていて、寒い冬はとても生きていけない。そこで多くの場合、成虫は幼虫や蛹に命をつないで死んでしまうのだが、アブの場合はどうしているのだろうか?
葉っぱの上にワカバグモがいた。
よく見ると頭部の2本の触肢がふくらんでいる。ということはこのワカバグモはオスで、ここに精子を蓄えているのだろうか。
クモのオスは交接(交尾)の前に事前に触肢に精子を収納しておいて、メスの生殖器に挿入して精子を受け渡す。メスは卵を産んで、翌年の春になると卵から幼虫が這い出してくるのだが、このクモは交接相手のメスを探しているところなのだろうか。
公園からの帰り道、2羽のメジロが仲よく柿をつついていた。
オスとメスのカップルだろうか、周囲を気にしながらもせっせと甘い柿を堪能している様子。
メジロは甘いものが大好き。
1羽が別のところに行ってもまだクチバシを伸ばしていた。