善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

甘いもの大好き メジロ

金曜日朝の善福寺公園は快晴。けさはめっきり冷え込んだ感じで、都心の最低気温は6時25分に9・7℃だったというから、内陸のこのへんはもっと寒いだろう。

 

けさも上池で2羽のカワセミが並んで止まっていた。f:id:macchi105:20211112085638j:plain

手前の右側がメスで左はオスのようだ。f:id:macchi105:20211112085702j:plain

池をめぐっていると、さっきのカワセミか、木陰に移動していた。f:id:macchi105:20211112085724j:plain

下池でも2羽のカワセミを見たが、こちらは追っかけっこをしていてすぐに視界から消えてしまった。

 

葉っぱの上でジッとしているのはアブの仲間だろうか。f:id:macchi105:20211112085747j:plain

正面からみたところ。f:id:macchi105:20211112085807j:plain

寒さが増すようになって虫の姿をすっかり見なくなったから、珍しい。

昆虫は外部温度によって体温が変わる変温動物。活動できる温度は10℃~30℃といわれていて、寒い冬はとても生きていけない。そこで多くの場合、成虫は幼虫や蛹に命をつないで死んでしまうのだが、アブの場合はどうしているのだろうか?

 

葉っぱの上にワカバグモがいた。f:id:macchi105:20211112085830j:plain

よく見ると頭部の2本の触肢がふくらんでいる。ということはこのワカバグモはオスで、ここに精子を蓄えているのだろうか。

クモのオスは交接(交尾)の前に事前に触肢に精子を収納しておいて、メスの生殖器に挿入して精子を受け渡す。メスは卵を産んで、翌年の春になると卵から幼虫が這い出してくるのだが、このクモは交接相手のメスを探しているところなのだろうか。

 

公園からの帰り道、2羽のメジロが仲よく柿をつついていた。

オスとメスのカップルだろうか、周囲を気にしながらもせっせと甘い柿を堪能している様子。f:id:macchi105:20211112085923j:plain

f:id:macchi105:20211112085942j:plain

メジロは甘いものが大好き。f:id:macchi105:20211112090034j:plain

1羽が別のところに行ってもまだクチバシを伸ばしていた。f:id:macchi105:20211112090100j:plain