火曜日朝の善福寺公園は曇り。と思ったら、公園に着くと細かい雨が降り始めた。
公園に着くと、上池の真ん中あたりにカモの群れ。
漢字で書くと金黒羽白。目が金色、頭や背、胸、尾、羽の上の方が黒で、羽に白い帯があるのでキンクロハジロ。
夏の間、シベリアなどの繁殖地ですごし、冬が近くなると日本にやってきて越冬する。
まだ着いたばかりで、ひとつにかたまってあっちへウロウロ、こっちへウロウロしながら様子をうかがっている。
まだ到着第一陣で、次々と善福寺池に飛来してくるだろう。
でも、例年だと数十羽、多い年で100羽近くやってくるのに、昨シーズンは少なかった記憶がある。
今年はどうだろうか?
するとキンクロから少し離れたところにオナガガモもいた。
こちらは1羽だけで、すぐそばにいるのはホシハジロだろうか?
いずれも北の国からやってきた渡り鳥だ。
上池では、2羽のカワセミが並んでとまっていた。
互いの距離は縮まらず、威嚇し合っているのか?
オスかメスか、遠くてわからないが。
池をめぐっていると、さきほどの2羽のうちの1羽か。オスのようだ。
下池に回ると、池のほとりでカマキリの卵を発見。
卵鞘(らんしょう)といって、泡みたいな袋の中に数100個の卵が入っている。この泡みたいなのは乾くと硬くなり、外敵や雨や風、冬の寒さからも卵を守り、やがて春になると孵化した幼虫がこの中からゾロゾロと這い出してくるのだろう。
アオサギが水面の下のエサをねらって首を伸ばしていた。
このところ毎日のように見るメスのカワセミ。
カワセミを見ていると、上の方で鳥の声。
エナガのかわいいポーズ。
上を気にしている。
そういえばきのう、公園にタカの仲間のノスリがあらわれたという。
けさもまだどこかにいるのか? それで上を気にしているのだろうか。
シジュウカラもエサを探していた。
上池に戻ると、さきほどのカワセミか、池の真ん中のポールの上にいた。