金曜日朝の善福寺公園は曇りのち快晴。公園ではきのうの地震(東京で震度5強~5弱)の話題で持ち切り。
翅がボロボロになりながら、ルリタテハがコナラの樹液を吸っていた。
ゼンプクジアザミに見たことのないガが止まって、蜜を吸っていた。
太めの立派な触角に、赤色の頭、翅にはVラインの白い帯。
ホタルガのようだ。
しばし蜜を吸って、ヒラヒラと舞う姿はチョウそっくり。飛んでいるときも翅の白い帯がよく目立って、美しい。
それにしてもなぜホタルガ(蛍蛾)なのか。
それは見た目がホタルによく似ていることに由来しているという。
たしかに、ホタルも目立つ触角を持ち、頭の近くが赤っぽくて翅は黒い。
しかもホタルには毒があ って鳥は食べないため、毒のないホタルガがホタルに擬態しているといわれているのだとか。
かつては暗い森の中などでよく見られたが、最近は住宅地でも見かけるようになったという。
けさも上池に2羽、下池に3羽のカワセミ。
上池のカワセミ。
下池では3羽いずれもメスだった。
まず見つけたのが、今まであんまり見たことない個体。
キョロキョロしてる。
続いては毎日のように見るメスのカワセミ。
そして、まだ娘っ子のサクラちゃん。
小魚をつかまえてすぐに飲み込んでいた。
池のほとりをめぐっていると、ウヒャー、毛虫がウジャウジャ。
ツマキシャチホコの幼虫のようだ。
見た目はオレンジ色で毒々しい感じだが、チャドクガなどと違って毒はないので、触っても平気らしい。
こちらはイモムシがウジャウジャ。
キアゲハの幼虫だ。
今ごろの時期になるとアシタバの葉っぱに群がるようになる。
アシタバの葉に、黒っぽい小さなアブかハエだろうか、やけに鼻の長いのがとまって花の蜜を吸っている。
ツマグロキンバエというハエで、ほかのキンバエとは違って死んだ動物とか汚物にはたからず、もっぱら花の蜜が大好きらしい。
翅の先が黒いのでツマグロ。
特徴的なのは、まるで象のような長い鼻。もちろん鼻ではなく口器で、花を訪れると長くのばして蜜を吸うのだとか。
大きな複眼が独特だ。青緑色の地に、6本の茶褐色の縞模様が入っている。
黄色い目をしたテントウムシ。