水曜日朝の善福寺公園ははじめ薄曇り、のち快晴。
上池にカワセミの姿はなし。
池のほとりにたくさんの赤い花が固まって咲いていた。
花びらは4枚で、基部は黄緑色をしている。雄しべの葯は白色で、真ん中から突き出た雌しべは先端が分かれて赤く伸びている。
帰化植物のアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)のようだ。
原産地は南米から北米南部。マツヨイグサ(待宵草)の一種で、明治のころに鑑賞用として持ち込まれたがやがて野生化して全国に広がった。
和名では夕化粧とあり夕方に咲くみたいだが、実際は朝から咲いている。
ミズキの花が池の上に張り出す形で咲いていた。
見事なクモの巣。朝日に照らされていた。
葉っぱの上にいるのはシマサシガメの幼虫か。
小さな昆虫などに口吻を突き刺して養分を吸う、肉食性のカメムシ。
幼虫のクセして一人前の体つき。
地味な感じのマユミの花。
花びらは4枚。雄しべは赤紫色の葯をつけるというが、日差しの関係か黒っぽく見える。
ヤブニンジンの実、と思って帰ってから調べたら、ヤブジラミの実のようだ。
ヤブニンジンもヤブジラミも同じような花を咲かせるが、実の形が違う。ヤブニンジンの実はもっと細長い形をしている。
ヤブジラミは別名クサジラミ(草虱)ともいって、名前の由来は実に棘毛がびっしりついていて、動物や人の衣服について生育範囲を広げる「ひっつき虫」の1つで、動物や人間に引っついて血を吸うシラミを連想させるのでこの名がついたとか。
カワイイ形をしてるのに、名前がちょっとネー。
ちなみにヤブニンジンは実の形からナガジラミの別名があるとか。
こっちもちょっとネー。