善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

山椒の雄花と雌花

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。北風が冷たい。

 

けさは上池にも下池にもカワセミの姿はなかった。

鳥の声はあちこちで聞こえるが、見つけたのはシロハラだけ。f:id:macchi105:20210409092324j:plain

昨日のに比べるときつい目つきをしている。

 

スミレっぽい花があちこちで咲いていた。f:id:macchi105:20210409092349j:plain

サンショウ(山椒)も花をつけていた。

サンショウは雌雄異株で、こちらは雄株の花。f:id:macchi105:20210409092434j:plain

一方こちらは雌株の花。f:id:macchi105:20210409092458j:plain

2本のツノを突きたてているみたいだが、2個の子房に2個(中には3個もある)の雌しべがついている。これがやがて食べるとピリリと辛いサンショウの実になる。

若葉は「木の芽」として食用に使われるが、実がなるのは雌株のみで、雄株のほうは「花山椒」として用いられるという。

 

まるで線香花火が火花を散らしているよう花。

ヤブニンジンだ。f:id:macchi105:20210409092519j:plain

ヤブに生えていて、葉っぱがニンジンの葉っぱに似ているというので藪人参。花には両性花と雄花があるが、1つの花序に真ん中に雄花があり、まわりを両性花が取り囲んでいる。

 

アカメガシワの葉っぱの上に前脚がやけに長い小さな虫。

ユスリカだろうか?f:id:macchi105:20210409092547j:plain

きのう見つけたソメイヨシノの花外蜜腺。

粒を口に含んでみたら、たしかに甘かった。