水曜日朝の善福寺公園は快晴。ポカポカ陽気が続いている。
けさ、最初に迎えてくれたのはエナガ。
2羽で飛んでいたからカップルかな。
比較的近くに止まってくれた。
渡り鳥の多くが去っていった中で、キンクロハジロはまだ集団で残っている。
いつも最後になって北へ帰るのがキンクロハジロだ。
下池に向かうと、ケヤキの大木にたくさんの鳥が群がっている。
マヒワの群れだ。
スズメより少し小さめで、全身がほぼ黄色に見えるかわいい鳥。
漢字で書くと「真鶸」。「弱そうだから」という意味らしいが、小さくて繊細なことを意味する古語の「ひわやか」から、可憐な小鳥の意、との説も。
日本には冬鳥として飛来するという。1羽でいることは少なくて群れをつくる性質が強いというから、集団で北へ帰る途中だろうか。
尾っぽが特徴的で、魚尾型をしている。なるほど魚みたいな尾っぽだ。
オスは黄色が鮮やかで頭が黒色だという。
おなかが白っぽいからこれはメスかもしれない。
ケヤキの新芽らしいのをむさぼるように食べていた。
けさは下池の巣作りしているあたりに2羽のカワセミ。
オスのクチバシをよく見ると土で汚れている。
けさも穴堀りに精を出していたのか?
別の場所でオスがエサ獲りしていた。
フト目を転じるとジョウビタキのオス。
キミはまだ北へ帰らないんだね。
下池の花筏。
その中をカルガモが行く。
春爛漫。
だからなのか、うららかな陽に照らされてチョウが止まっていた。
どうみてもテングチョウに見えるが、テングチョウに特徴的な天狗の鼻のように見える頭部のトンガリが確認できない。冬越ししてる間にとれちゃったのか、あるいは別の種か?
テングチョウは成虫で越冬し、枯れ葉などにまぎれてジッとしているが、暖かくなってくると動き出す。
シジミチョウも止まっていた。
ヤマトシジミだろうか。
モンシロチョウもヒラヒラ舞っていた。