上池のカワセミは声は聞こえたが姿はみせず。
上池と下池をつなぐ小川(遅野井川)では、枝にいたジョウビタキのオスが下に降りてきて、川の中の石の上にとまった。
何をするんだろう?水でも飲みたいのかな?と見ていると、ズリズリと石から降りてきて・・・。
水の中に。どうやら水浴びするらしい。
ときどきキョロキョロとあたりを見て警戒しながら、盛んに羽をバタバタさせて水しぶきをあげている。
そのうち顔まで水の中につけて、全身びっしょり。
やがて枝に飛び移り、濡れた羽を乾かしながら羽繕いを始めた。
そろそろ北への渡りが始まる。
身を清めてから帰るつもりなんだろうか?
下池にまわると、けさも2羽のカワセミが巣作り中。
池をめぐっていると、巣作りはひと休みか、メスのカワセミがエサをねらっていた。
そろそろ北へ帰るころか、ツグミ。
こちら巣作りの準備に忙しいのだろう、エナガが口いっぱいに巣の材料をほおばっていた。
柔らかいクッション用の羽毛を集めているところのようだった。
ヤナギの花。黄色い葯が見えるから雄花だろうか。
リキュウバイ(利休梅)も咲き出した。
梅と名がつくが梅の仲間ではない。梅はバラ科サクラ属だが、これはバラ科ヤナギザクラ科。
また、利休梅というから千利休と関係がありそうだが、もともと中国原産で明治の末に日本に入ってきたという。
茶花として広く利用されたからとか、千利休の命日になると咲くのでこの名がついたなどの説があるそうだ。
シャガ(射干、著莪)も咲き出した。