火曜日朝の善福寺公園は曇り。ときおり日が差す。夜中に雨が降ったのか、地面が濡れている。南風が強く、暖かい。
公園に着くなり枝にとまっているモズを発見。
いつも見るメスのようだ。
小首かしげてかわいいポーズ。
上池のカワセミは、けさもつかず離れず。
それでもだいぶ接近してとまっていた。
やがてメスは飛んで行ってしまい、残されたオス。
「どこ行くのー?」とでもいってるのか。
池をめぐっていると、別の場所でオスとメス。
やっぱり離れたところで向かい合っていたが・・・。
やがて別れていってしまった。
下池に回ると、きのうせっせと2羽で巣作りをしていた場所にメスが1羽だけでいた。
オスはいずこに?
池を1周してもメスしかいなかった。
花の中に上手にクチバシを差し込んでいる。
盛んにピーピー鳴きながら蜜を吸っていた。
小川にはキセキレイ。
上池に戻ると、再びカワセミのオスとメスがご対面中。
一方が移動していくと、一方も追いかけていって、結局はつかず離れず。
見ているほうとしては「はっきりしろよ!」といいたいが。
2羽で並んでとまったが、やがてどこかへ消えていった。
サンシュユの花が満開。
木全体が黄金色に輝いていた。
やっぱり春だ、カエルの卵を発見!
ヒモ状になっているからヒキガエルの卵のようだ。
卵の形はカエルの種類によって違っていて、トノサマガエルやウシガエルの卵は固まりとなっているが、ヒキガエルの卵は、まるでとぐろを巻いたヘビみたいに水面にヒモのように長く伸びている。ひとつのペアが一度に1500から8000個ぐらいの卵を産み、卵塊の長さは5mとか、長いもので20mに及ぶものもあるという。
この中に直径2・5㎜ほどの黒っぽい小さな卵が無数に詰まっていて、産卵から1週間ほどで孵化するという。
かなり昔のことだが、カバ園長として親しまれた元東武動物公園園長の西山登志雄さんがこんなことをいっていた。
「カエルが生きているということは豊かな自然が存在している証拠。カエルは自然のバロメーターなんだよ」
オタマジャクシになるのが楽しみだな!