イタリアの赤ワイン「ネプリカ・プリミティーヴォ(NEPRICA PRIMITIVO)2018」
(写真はこのあとメインの肉料理)
600年以上の歴史を持つというアンティノリが、プーリア州で立ち上げたワイナリー、トルマレスカの赤ワイン。
プーリア州で栽培されるプリミティーヴォ100%。
プーリア州はイタリアの形を靴に例えるとちょうどかかとの部分に位置し、世界遺産のアルベロベッロがあることでも有名。以前、この地を旅行で訪れたことを思い出しながら飲む。
ワインの友で観たのは民放テレビで放送していたアメリカ映画「守護神」。
2006年の作品。
原題は「THE GUARDIAN」
直訳すれば「保護者」「守護者」という意味か。イギリスの新聞「THE GUARDIAN」も同じ意味だろう。ただし、邦題の「守護神」はいかがなものか。
監督アンドリュー・デイヴィス、出演ケビン・コスナー、アシュトン・カッチャーほか。
アメリカ沿岸警備隊の救難士の活躍を描いた映画。さしずめアメリカ版「海猿」だろうか。
任務中の事故で心に傷を持つ伝説のレスキュースイマー、ベン・ランドール(ケビン・コスナー)は養成学校の教官になるが、訓練生としてやってきたのは天才スイマーでありながら常に不遜な態度をとるジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)で、彼にも忘れられない暗い過去があった・・・。
圧巻は荒れる海での人命救助の場面。どうせCGで処理してるんだろうと思いながら見ていくが、そうとわかっていても手に汗を握る。
特設プールでの特撮とCGを併用しているらしいが、中でも大荒れの海の描写が真に迫っている。2000年公開の「パーフェクト・ストーム」(ジョージ・クルーニー主演)の大波の描写もすごかったが、世界で最初に海面の流体力学シュミレーションによるCG応用を実現したのがこの映画だといわれている。
今では流体力学シュミレーションを使って、水や煙、炎、火災、雲、台風、火山の噴火や爆発など、流体の動きが自由自在に表現できるようになっているというから、映画づくりの進歩はすさまじい。