月曜日朝の善福寺公園は快晴。今シーズン一番の寒さ。初めて手袋で出発。
池にモヤか霧が立ち込めている。
思わず口をついた歌。
さ霧消ゆる湊江の
舟に白し 朝の霜
「冬景色」の歌い出しだった。
ハクセキレイが地面をツツツツッと歩いていた。
これも今の時期によく見る“冬景色”のひとつ。
コサギがジッとエサをねらっている。
葉っぱが繁っているときには気づかなかったが、目線のすぐ先に鳥の巣のあと。
なかなか立派にできていた。
梢を鳥の集団が移動中。
シジュウカラにエナガ、コゲラなど、小さな鳥たちはいつも一緒だ。
そのうちのコゲラ。
池の上にはカワセミのメス。
離れたところにオスもいた。
カイツブリが3羽で仲よくしていた。
しかし、1羽が近づいていくと「来るなよ!」と怒ってたから、実はあんまり仲よくないかも。
上空をJALの飛行機が西に向かって通過中。音も聞こえず、ほとんど止まっているように見えたから、相当高空を飛んでいるのだろう。
どこへ行く飛行機だろうか?
このへんから西の東西南北かなり広大な空域は、「横田空域」といって在日米軍が管理する空域になっている。日本の飛行機がここを通過するには米軍の許可を得なければいけないし、管制も米軍が行っている。
在日米軍横田基地や神奈川県の米海軍厚木基地に離着陸する米軍機が優先されるから、日本の飛行機は勝手に飛ぶことができない。
日米安保条約により、日本の空なのに日本の空ではない現実がある。