善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カモは実は草食系

土曜日朝の善福寺公園は快晴。風はそれほどないが気温は低い。

 

けさのカワセミ。まずは上池に2羽。f:id:macchi105:20201031092523j:plain

f:id:macchi105:20201031092544j:plain

下池に回ると下のクチバシが鮮やかな赤色をしたメスのカワセミf:id:macchi105:20201031092558j:plain

こちらでは羽繕い中。f:id:macchi105:20201031092618j:plain

枝の先に場所を移してエサをねらっていた。f:id:macchi105:20201031092643j:plain

鳥の集団が梢をめぐっている。

木の実をせっせと食べているのはシジュウカラf:id:macchi105:20201031092709j:plain

ヒヨドリもいる。f:id:macchi105:20201031093055j:plain

コゲラが幹を登っていた。利かん坊の顔をしている。f:id:macchi105:20201031092730j:plain

f:id:macchi105:20201031092748j:plain

 

バッタかと思ったら緑色したキリギリス系の虫。

アオマツムシのようだ。f:id:macchi105:20201031092843j:plain

先日は複雑な模様のオスのアオマツムシを見たが、けさのはメスのようだ。f:id:macchi105:20201031092907j:plain

アオマツムシもともと日本にいない種類。もともと日本にいる在来種のマツムシは茶色をしているが、緑色したアオマツムシは明治のころに熱帯アジアから輸入された苗木に卵がついていたことから日本に住みつくようになったんだとか。

秋に鳴く虫としてはスズムシ、コオロギ、マツムシ、キリギリスなどが有名だが今、都会で一番多く声を聞くのはこのアオマツムシだとか。

ちなみに在来のマツムシは童謡の「虫の声」にあるように「チンチロ、チンチロ、チンチロリン」と鳴くが、アオマツムシは「リー、リー、リー」と鳴く。

 

イチョウの木に近づくとプーンとギンナンの匂いがする。

下を見るとギンナンがいっぱい落ちていた。f:id:macchi105:20201031092934j:plain

きのうの朝みたときは見当たらなかったが、ちょうど熟した時期でもあり、きのうの強い風で次々と落ちてきたのだろう。

これ幸いとギンナン拾いをしている人もいた。

 

北の国からやってきたオナガガモのメスが、首を伸ばして穂についたタネなんかを盛んに食べていた。カモは実は草食なんだった。f:id:macchi105:20201031093002j:plain

伸ばすとけっこう長い首をしている。