土曜日朝の善福寺公園は快晴。風はそれほどないが気温は低い。
けさのカワセミ。まずは上池に2羽。
下池に回ると下のクチバシが鮮やかな赤色をしたメスのカワセミ。
こちらでは羽繕い中。
枝の先に場所を移してエサをねらっていた。
鳥の集団が梢をめぐっている。
木の実をせっせと食べているのはシジュウカラ。
ヒヨドリもいる。
コゲラが幹を登っていた。利かん坊の顔をしている。
バッタかと思ったら緑色したキリギリス系の虫。
アオマツムシのようだ。
先日は複雑な模様のオスのアオマツムシを見たが、けさのはメスのようだ。
アオマツムシはもともと日本にいない種類。もともと日本にいる在来種のマツムシは茶色をしているが、緑色したアオマツムシは明治のころに熱帯アジアから輸入された苗木に卵がついていたことから日本に住みつくようになったんだとか。
秋に鳴く虫としてはスズムシ、コオロギ、マツムシ、キリギリスなどが有名だが今、都会で一番多く声を聞くのはこのアオマツムシだとか。
ちなみに在来のマツムシは童謡の「虫の声」にあるように「チンチロ、チンチロ、チンチロリン」と鳴くが、アオマツムシは「リー、リー、リー」と鳴く。
下を見るとギンナンがいっぱい落ちていた。
きのうの朝みたときは見当たらなかったが、ちょうど熟した時期でもあり、きのうの強い風で次々と落ちてきたのだろう。
これ幸いとギンナン拾いをしている人もいた。
北の国からやってきたオナガガモのメスが、首を伸ばして穂についたタネなんかを盛んに食べていた。カモは実は草食なんだった。
伸ばすとけっこう長い首をしている。