火曜日(秋分の日)朝の善福寺公園は晴れ。涼しい。久々に朝からの晴れで太陽がまぶしい。
けさのカワセミは上池に2羽。
1羽は池の真ん中。オスの成鳥のようだ。
池を半周したところで、別のカワセミ。
こちらは全体に黒っぽくてまだ幼い感じ。
葉っぱが笑ってる。
虫はおいしいところだけを食べたのか。
葉の陰からヘビが顔を出していた。
アオダイショウだろうか。
アオダイショウの食性は肉食で、主に鳥類やその卵など、哺乳類を食べるという。子どものときはトカゲやカエルも食べるというが、モグラやネズミなんかもねらうのだろうか。
ヒメジャノメが翅を半開きにして止まっていた。
翅の白いラインがまっすぐに伸びている。
よく似たチョウにコジャノメがいるが、白いラインがS字になっているので区別ができるという。
ちいちゃなクモが葉っぱの上にいて、近づくと頭を上にしてツツツと逃げていく。
4つに並んだ眼のうち真ん中の2つが大きいところを見るとハエトリグモだろうか。
公園のあちこちでヒガンバナが咲き出した。
シロバナヒガンバナ(シロバナマンデシュシャゲ)も咲いていた。
ヒロバナヒガンバナはなぜ生まれたのか。
一説にはヒガンバナとショウキズイセンの自然交配によって生まれたといわれる。この説を提唱したのは牧野富太郎だ。
しかし、ヒガンバナは3倍体であるため種子をつくらないから、自然交配はまず起こらない。ではどうして?
これにも諸説あって、たまたま種子をつくる種のヒガンバナがショウキズイセンと交配したという説と、赤い花を咲かせるヒガンバナが突然変異を起こして白色のヒガンバナが生まれたとの説があるらしい。
いずれにしろ、人間もそうだが、生殖についてはいろいろわからないことがまだまだたくさんあるようだ。