日曜日朝の善福寺公園は曇り。涼しい朝。
けさのカワセミは下池に2羽。
オスとメスが並んで止まっていた。
お互いに背伸びしたり、お辞儀でもするように身を低くしたりするポーズを繰り返している。
中でも精一杯、背伸びしているのは左のオス。
そういえば例年、この時期になるとオスとメスが近くで並んで止まって、同じような行動をしている。
恋の始まりか、互いにコミュニケーションをとっているのだろうか。
まさか背比べしてるわけではないだろうが、あるいは縄張りを主張し合ってるのか。
近くでアオサギも負けずに?高いところを見つけて一本脚で立っていた。
毎日見て花茎を伸ばしているのを確認している公園入口のヒガンバナはまだ開花していないが、公園内で開花一番乗りのヒガンバナ。
ほかの花も次々に咲き始めるだろう。
アベリアの花にオオスカシバが何匹か訪れていた。
どう見てもハチにしか見えないが、ハチに擬態したガの仲間だ。
長~い口吻を伸ばして、ホバリングしながら蜜を吸っている。
この花の近くにはクチナシの木がある。
幼虫の食草はクチナシの葉っぱだから、成虫はここで花の蜜を吸い、クチナシに産卵して幼虫を育て、成虫になるとアベリアの花の蜜を吸う。
生命の循環が見事に成立している。