日曜日朝の善福寺公園は小雨、のち曇り。
夜来の雨がやんだと思って出かけたが、シトシト小雨が降っていた。やがてやむものの、風がないと蒸し暑い。
雨の中、トンボが止まっていた。
トンボの翅は撥水性が高いのだろうか。
そばでは、雨の中でコガネムシが交尾中。
カワセミは木陰で雨宿り?
やがて雨もやんで、別の場所でカワセミが休憩中か。
雨になると出てくるカタツムリ。
よく見ると、大小4本の触角がある。
大きいのは大触角と呼ばれ、目の役割をしているという。
大触角の先端にある黒い点が目だろうか?
ただし、目とはいっても近くにあるものしか見ることはできず、それも明暗のみを区別できる程度だとか。
一方、小さいのは小触角と呼ばれ、匂いや味を感知する役目を持っていて、こっちのほうが重要な働きをしているかもしれない。
「カタツムリ」という童謡に「お前の目玉はどこにある つの出せ やり出せ 目玉出せ」という歌詞があるが、大小の触角のことをうたってるのだろうか。
葉っぱの裏にいるのはやけにお尻の角が長い幼虫。
スズメガの仲間、ホシヒメホウジャクの幼虫のようだ。
お尻の角は尾角(びかく)といって、スズメガの仲間の多くでよくみられるという。
いったい何の役割をしているのか?
カマキリが逆さになってエサをねらっている。
そばに別のヤツも。
サンショウの木のアゲハのサナギはどうなったか?
何と、けさ見たら真っ二つになっていて、中身はカラになっていた。
羽化したのか、それとも天敵に食べられちゃったか?
センニンソウの花が終わり、実から長いヒゲが伸びている。
ヒゲはさらに長くなり、仙人のヒゲを連想させることからセンニンソウと名づけられたとの説がある。
種子は風に乗って運ばれる。空を飛ぶときに長いヒゲが有効なのだろうか。
けさは6羽のシラサギ。好き勝手に羽繕いしている。
公園を1周したら、さきほどのカワセミが依然として同じ場所にいた。