火曜日朝の善福寺公園は晴れ。風がなく蒸し暑い。
上池と下池に3羽のカワセミ。
上池のカワセミはメスとオス。
下池のカワセミは場所を移動してエサをねらっていた。
けさも羽化した直後のセミをあちこちで見るが、多くはアブラゼミ。
ニイニイゼミもいた。
まるで樹木に同化している。
ゴイサギが、よほどおなかをすかしているのだろう、必死になってエサ探し。
いつもはジーッと動かずえさがやってくるのを待ってるのに。
首を突っ込むが・・・。
ゲットならずでオットット。
カワセミやカワウのように水の中に入ることができないので、クチバシだけ水の中に突っ込むから、高いところからだとこうなる。
毒々しい毛虫。
フクラスズメの幼虫か。
上半身をのけ反らして、まるでイナバウワー。このイナバウアーには理由がある。
フクラススズメ(脹雀)とは、鳥は冬の寒いとき、羽毛を逆立ててまるでマリみたいにまるくなって寒さをしのぐが、そんなスズメの姿を「ふくらすずめ」というらしい。丸っこくて毛に覆われた成虫の姿が似ているというのでこの名がついたという。
成虫は地味だが毒々しくハデなのが幼虫。ヘビに擬態しているのか、毒々しさで天敵を寄せつけないようにしている。さらにすごいのはその行動で、刺激を受けると、上半身をイナバウアーみたいにして体をブンブン振り回すという。こうして敵を威嚇しているのか。この振動を感知すると、近くにいる幼虫までみんなこの動きを始めるんだとか。
すると植物全体が振動して、そりゃ不気味だ。
昆虫界の最強ハンター、ムシヒキアブの仲間、シオヤアブ。
全身に黄色の毛がはえていて、オスの尾っぽには白い毛の束があるのが特徴だ。