善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

「進化」が描くのか?迷彩模様のウンモンスズメ

日曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。久々の晴れ間。ただし蒸し暑い。

 

けさも2羽のカワセミ

上池のカワセミf:id:macchi105:20200712093807j:plain

下池のカワセミf:id:macchi105:20200712093831j:plain

子育て期間は終わり、自分の縄張りを持つ単独行動に移ったんだろうか。

 

池の畔をガマガエル(ヒキガエル)がのっしのっしと歩いている。f:id:macchi105:20200712093932j:plain

のどのあたえをヒクヒクさせて、なかなか威厳のある感じ。f:id:macchi105:20200712093953j:plain

セミの脱け殻みっけ!もうそんな季節か?f:id:macchi105:20200712094036j:plain

今年2回目のバッタ。まだ小さい。f:id:macchi105:20200712094105j:plain

アオバハゴロモの成虫。f:id:macchi105:20200712094152j:plain

するとそのそばに白いハリネズミみたいな虫。綿毛を脱いだアオバハゴロモの幼虫だろうか。f:id:macchi105:20200712094214j:plain

 ここにも。f:id:macchi105:20200712094237j:plain

全身が薄緑色のガが止まっていた。ところどころ深い緑色をしていて、美しい迷彩柄。f:id:macchi105:20200712094319j:plain

ウンモンスズメ(雲紋雀)というらしい。f:id:macchi105:20200712094340j:plain

まるでステルス戦闘機みたいな形。

翅の内側の縁は褐色で、枯れ葉の感じもする。

夜、灯火に集まり、朝方はジッとしていることが多いという。それで緑の景色に溶け込むように擬態しているのか。

幼虫はケヤキ、マユミなどの葉を食べるという。

 

ジッとしてくれたおかげできれいな姿がクッキリ。まるで図鑑みたい。

それにしてもなぜ「雲紋」なのか。命名者はあの模様を「迷彩」ではなく「雲」と見たのだろうか。きっと平和主義者なんだろう。

命名者がそう思うほど美しい模様。人間だったら目で見た視覚情報をもとにデザインするが、ガはいったいどうやってあんなデザインを考え出したのか?

「進化」のなせるワザなのだろうか。

 

アオサギがエサをねらっている。f:id:macchi105:20200712094516j:plain

クチバシを突っ込んで見事ゲット!と思ったら枝でした。

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残念無念とペッと捨ててた。

 

池の真ん中に小さめのカイツブリf:id:macchi105:20200712094613j:plain

よく見たら子どものようだ。顔のゼブラ模様がまだ残っている。

すると善福寺池で生まれたのか?

親はどこ?

それとも井の頭公園から飛んできたの?

いろいろ疑問がわいてくる。