木曜日朝の善福寺公園は晴れ。風強いが日差しも強い。
シラサギの飾り羽が風に揺れている。脚の指が黄色いからコサギか。
キマダラヒカゲが止まっていた。そーっと近づいてみると口のあたりがブラシみたいになっている。
胸のあたりの毛がフサフサ。止まっている葉っぱもフサフサ。
キマダラヒカゲはタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科キマダラヒカゲ属で日本固有種。サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲとがあるがハテどっち?
たぶんサト・・だと思うが。
けさも公園はムクドリが多い。
高い枝の先で自慢げに獲物を口の先にくわえて、「どうだ!」とばかりに威張ってるのもいた。まるで勝ち誇ってるみたい。
カルガモの親子が日向ぼっこしてた。
カルガモを見ながらフト池の畔に目を移すと、尻尾の長いカメが水の中から首をもたげた。
黒いつぼみのようなのが穂状にいくつもついていて、何だろうと思っていたら、咲いてみてわかった。
地上部は枯れても地下部の根で冬越しするシソ科アキギリ属の宿根草(しゅっこんそう)のサルビア、サルビア・ガラニチカ。
花は唇形に咲き、まるでヘビが口を開けたときみたい。
南米原産で、暑さに強い。黒い萼と濃い青紫色のコントラスト。「ガラニチカ」の名前は、原産地の1つであるパラグアイの先住民族グアラニ族に由来するとか。
こちらが数日前のつぼみのときの写真。
帰り道、近所のお宅の垣根に今年もザクロの花が咲いた。
つぼみはまるで果実のようだ。