連休中の4日、月曜日朝は雨がやむのを待って公園へ。しかし、途中から小雨。
カワセミのオスがすぐ近くに止まっていた。
ソーシャル・ディスタンス(2m)ぐらいの距離。
移動したところ。
カルガモが首を伸ばしていた。
アオサギが高いところにいる。
よく見ると近くにもう1羽いて、2羽が移動して互いに見つめ合っている。オスとメスか。
大きめのハチみたいなのが飛んでいる。
ゆっくりぐるーっと周辺を旋回して、元に戻ってきてようやく止まったところ。
やけに脚が黄色い。正面を向いたところを見ると、黒い2つの複眼と、すぐうしろの胸部にも黒い目がある感じで、ひょっとして3つ目かと思うほど。
ハテ何という虫だろう?
最初、くびれがないのでアブかと思ったが、それにしては大きめ。
どうやらハバチのようだ。ハチは胸部と腹部の間が細くなっていてくびれているのが特徴だが、ハバチは胸部と腹部が寸胴型につながっていて、くびれがない。
帰ってからいろいろ調べてみると、3つめの目と見えたのは胸部の黒い部分だから、クロムネハバチだろうか。漢字で書くと「黒胸葉蜂」。
クロムネハバチは全体が黄褐色で脚は黄色。頭部と胸部後方が黒色で、V字型をした小楯板は黄色く目立つ。まさにピッタンコ。
しかし、気になるのは翅の先っちょの黒い部分。
はじっこが黒いハバチを調べると、ヒットしたのがクロムネハバチそっくりのオオツマグロハバチ。
漢字で書くと「大褄黒葉蜂」。
体長15mm前後の大きなハバチの仲間で、体色は目立つ黄色と黒のツートンカラー。頭部は黒色だが口(顎)の部分は黄色くて、翅の先端、つまり褄が黒いのが特徴という。
するとどうやらオオツマグロハバチが正解のようだ。
オオツマグロハバチは本州から九州に分布していて、幼虫はセリやミツバなどセリ科の葉っぱを食べて成長する。一方、クロムネハバチの幼虫はカキドオシの葉っぱを食べて成長する。どっちも善福寺公園にある植物だから、どっちが生息していてもおかしくない。
アリが獲物を運んでいた。
獲物は小さいシャクトリムシのようだった。