土曜日朝の善福寺公園は快晴。朝は空気がちょっとヒンヤリ。
公園中の遊具がぐるぐる巻きにされていた。砂場も立入禁止。
3密とか、遊具に触って感染するのを防ぐためなんだろうが、知らずにやってきた子どもたちはガッカリするだろうな。
脚がとんでもなく長~い小さな虫が葉っぱに止まっていた。
ガガンボの仲間だろうか。
ガガンボ、変わった名前だが、そのいわれは「蚊が母」もしくは「蚊が乳母」という説があるらしい。
ただし、ガガンボは蚊ではなくハエの仲間だとか。
よく見ると、多くの昆虫は脚が4枚なのに2枚しかない。ハエと同じ双翅目に属している。
それにしても何であんなに脚が細くて長いのか。長すぎて不便じゃないのか、敵につかまったときどうするのか?と不思議に思うが、ガガンボの脚は関節のところでちょきんとはずれやすいようになっていて、敵に襲われたとき、脚をつかまれてもそれをはずして逃げていく。つまり、逃げるための仕組みをちゃんと用意しているのがガガンボなんだとか。
カルガモが並んで日向ぼっこ中。
池の畔でキショウブが咲き出した。
ベンチの陰でぶら下がっているのは、ミノムシかな?
花壇の中にウインターコスモス(冬コスモス)が1輪だけ咲いていた。
北アメリカ地方原産で、秋から冬にかけて咲く花だが、今ごろも咲いている。
ほとんど白に近い黄色が美しい。
そばで咲いていたのはネモフィラ。
国営ひたち海浜公園のネモフィラの群生が有名で、約530万本ものネモフィラが織りなす青一色の絶景を楽しめるというので、毎年GW前後にはたくさんの観光客が訪れるが、今年は臨時休園中。
ネモフィラとはムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属の秋まき一年草。青い花を咲かせ、長く細かい切れ込みのある葉を持つため、和名ではその草姿を唐草模様になぞらえて「瑠璃唐草(るりからくさ)」と呼ぶそうだ。
帰り道、お寺のお地蔵さんの頭の上にムクドリがちゃっかり止まっていた。