金曜日朝の善福寺公園はさわやかな朝。きのうよりは少し気温が低いか。
極細の茎がさらに放射状に伸びて、まるで線香花火みたいな花が群生していた。
ヤブニンジンというらしい。
セリ科ヤブニンジン属で、ヤブに生えていて、葉っぱがニンジンの葉っぱに似ているというので藪人参。花には両性花と雄花があるが、1つの花序に、真ん中に雄花があり、まわりを両性花が取り囲んでいる。放射状に長く伸びた雄しべは線香花火がはじけているようだ。
中心部の雄花は柄が細く、まるでツボミみたいだが、雌しべの花柱は退化していて、これでも精一杯咲いているんだとか。
フキも群生していた。
お尻を拭くとき、紙の代わりにこの葉っぱで拭いたので「フキ」なったという説もあるらしいが・・・。
たしかに、昔は紙は貴重だったからあり得る話かもしれない。とすると、紫式部も清少納言も・・・?
けさのカワセミのオス。
その後、対岸にいるメスと鳴き交わしていた。