善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+ベルリン・フィル イースター音楽祭

イタリア・ピエモンテの赤ワイン「フュロット・バルベラ・ダスティ(IULOT BARBERA D’ASTI)2018」f:id:macchi105:20200415160645j:plain

写真はこのあと肉料理。

プルノットはピエモンテ州バローロバルバレスコを中心にワイン造りを行う老舗ワイナリー。自社畑のバルベラ100%でつくられるワイン。

とても飲みやすくするすると飲める。

 

ワインの友で観たというか聴いたのは、ベルリン・フィルの「イースター@フィルハーモニー音楽祭」

新型コロナウイルスなんかに負けないぞ!と、コンサートを開けない代わりに特別無料配信が日本時間の4月14日午後8時からあり、それを聴いた。

 

コンサートホールでの小編成による演奏や、過去の巨匠たちの指揮による演奏の一部、カラヤンの練習風景なんかもあって、楽しめた。

安永徹樫本大進といった日本人バイオリニストも出ていた。

中でも圧巻だったのがキリル・ペトレンコ指揮によるベートーヴェン交響曲第7番の全曲演奏。

2018年8月に行われたベルリン・フィル18/19年シーズン開幕コンサートでの収録らしいが、タクトをとったのは19/20年シーズンからの首席指揮者であるキリル・ペトレンコ

彼はロシア生まれだが、10代でオーストリアに移住して音楽教育を受けたという。

コンサートマスター樫本大進。彼はその前に長くコンマスをつとめた安永徹よりも1歳若い31歳でベルリン・フィルコンマスになったんだとか。

 

第一楽章、「ジャーン」と始まり、さざ波のような弦楽器と、華やかな管楽器とが交差してやがて音が高まっていく。もうそこから身震いしてきて、至福のときをすごせた。