善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

中目黒の悲劇

日曜日の17日は、地元のミニラジオ局「ラジオぱちぱち」15周年を記念して、近所のお米屋さん前の小広場をお借りしての「街角記念放送」。
朝から夕方まで終日そこですごした。
ところが、前日までの好天気が一転して、なぜかこの日だけ強風に雨。そんな中でも、15年続けてきたラジオドラマ「黄金バット」の実写版を3回も上演できたのかうれしかった。
ただし今回のテーマは「龍」だったので、ひょっとして雨を呼び寄せてしまったのかもしれない。

夜は近所の居酒屋を借り切っての打ち上げパーティー
翌日の月曜日は、先日行った中目黒の居酒屋へ突撃。

商店街をちょっと脇道に入ったところにある「魚旬」という店。
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最初、魚屋に見えたので「何だ魚屋か」とつぶやいたら、通りがかったオバサンが「2階にお店があるわよ」と教えてくれた。
ナルホド、張り紙をよく読むと「昼は魚屋、夜は魚料理で一杯」と書いてある。
安心してストトンと2階へ。

店員さんによると、この店は主に北陸の魚を港から直送しているのだそうで、酒も北陸の酒が多い。
そういえば、何日か前に行った同じ中目黒の店も、銚子港から直送してるとかいってた。
中目黒は「直送」の店が多いのか。

ビールのあと、北陸の地酒を注文。食べたものは・・・。
まずは刺身の盛り合わせ。
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やはり北陸といえば富山名産のホタルイカ刺身。最近は東京の魚屋では生で売ってる店が見当たらない。
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魚の皮の唐揚げ。
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ゲンゲの煮物。
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ツブ貝。
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新ジャガのフライと珠洲の塩。
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カブト煮。
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いやー、こうしてみると食った食った。

おなか一杯になって、飲み足らないとうので2軒目に行くと、そこで悲劇が。
ガード脇の小料理屋ふうの店。すりガラスの戸を開けて中に入ると何となく昭和の世界。
カウンターだけのこじんまりとした店だが、客は1人もいない。
待ち構えていたのはお年を召した2人の女性。
熱燗を注文すると、頼んでもないのに次から次へと料理が出てくる。
1軒目でたらふく食べたのでもう結構ですといって「お勘定」というと、1人3000円ですという。
「巡礼に報謝を」の長谷川平蔵の心持ちになって払ったが、いくら善良なオバサンふうでも、こういうのをぼったくりというのではないか。