善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

復刻ラベルのムートン・カデ+映画「ロビンとマリアン」

フランス・ボルドーの「ムートン・カデ(MOUTON CADET)2012」 。
しかし、ラベルがちょっと違う感じ。
ビンの裏の説明書きを読むと、1930年の発売当時のデザインを再現した復刻ラベル、とある。
飲み心地さわやかなワイン。ほどよいタンニンが余韻を残す。
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今から85年前の1930年、シャトー・ムートン・ロスチャイルドロートシルト)が窮地に立たされたという。理由はブドウの不作。その打撃から立ち直るため、発売されたのが「ムートン・カデ」。「カデ」は「末っ子」の意味だとか。
窮地の中から生まれた「ムートン・カデ」の発売80年を祝ってつくられたのが復刻デザインのこのワイン。おいしくいただきました。
メルロ90%/カベルネ・フラン10%。

ワインの友で観たのは平日の昼間NHKBSでやっていた『ロビンとマリアン』。1976年のアメリカ・イギリス合作映画。オードリー・ヘップバーンショーン・コネリーの共演というので録画しておいた。
オードリー・ヘップバーンにとっては1967年の『暗くなるまで待って』以来の女優復帰作品。
けっこうオバサンになっていたが、やっぱり美しい。このあと彼女は3つの映画に出演したのみ。

物語はロビン・フッドの後日譚で、十字軍遠征から10何年ぶりかでシャーウッドの森に戻ったロビン・フッド修道院の院長になったマリアンの、活劇もありのラブストーリーだった。