善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン

アンリ(HENRI)の名を冠した「ブルゴーニュピノ・ノワール(BOURGOGNE PINOT NOIR)2011」。
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アンリとは伝説の醸造家であるアンリ・ムージェ氏のこと。
2011年のブルゴーニュは暖かな春が開花時期を早め、夏に気温が上がらなかったこともあって、収穫量は例年より低めだったもののブドウの糖度は上がりすぎず、酸も穏やで、おかげで柔らかで親しみやすいワインが造られたという。

たしかに、やさしい味わいで、飲んでいて飽きない“癒し系ワイン”という感じがした。

ピノ・ノワールというので買ってきたのが「ボフォールAOCエテ」とかいうフランス産のナチュラルチーズ。店の人に「コンテは?」と聞いたら、これを勧められた。
「ボフォール」とはイタリアとスイスの国境近くの山岳地帯に広がるサヴォワ地方の名前に由来するという。「エテ」とは「夏」の意味。
青草が生える夏の牧場で育った牛のエキスを熟成させたものだろうか。
これがワインと合うんだな。

ちなみにAOCとはフランス独自の「原産地呼称管理制度」のこと。