善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「ラウンド・ミッドナイト」

エノテカ直送の赤ワイン6本シリーズ第5弾の6本目。
ベンチマークカベルネ・ソーヴィニヨン(BENCHMARK CABERNET SAUVIGNON)2012」
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生産者は、1855年からワインを造り続ける老舗のワイナリー、グラント・バージ。南オーストラリア、バロッサ ・バレーでワイン造りをしている。

バロッサ・バレーはオーストラリアで最古のワイン産地の1つ。1842年にヨーロッパからの移民によって開拓された場所で、約150ヶ所のワイナリーとワインセラーがあるという。

その中でも5つ星生産者として知られるのがグラント・バージ。多くが大手資本傘下となっているオーストラリアでは珍しく、伝統的な家族経営を誇りにしているんだとか。

きのう飲んだカベルネ・ソーヴィニヨンは、ブドウの大部分がバロッサで収穫されたもので、残りは南オーストラリア、リヴァーランドのブドウを使っているという。

いかにもカベルネ・ソーヴィニヨンという味のワイン。

ワインの友に見た映画は先日NHKBSでやっていた「ラウンド・ミッドナイト」。アメリカとフランスの合作で、1986年の作品。
1950年代末のパリのジャズクラブ。ニューヨークからやってきた破滅型のサックス奏者と、彼に心酔して救いの手を差し伸べるフランス人青年との交流を描く。
サックス奏者役のデクスター・ゴードンは本物のテナーサックス奏者で、すばらしい演奏をしていた。
もともとサクソフォーンはクラシックのためにつくられたものだろうが、テナーサックスはいかにもジャズにぴったりの楽器。それにトランペットにベース、ピアノ、ドラム。
いつか本場のジャズクラブで聴いてみたいものだが。