善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ポンドサイプレス

日曜日朝の善福寺公園は薄曇り。強い日差しがなく、歩きやすい。

下池のカルガモのヒナはやっぱりいない。
どうやら川を下っていったようだ。元気に育つといいが。

公園内の木や草花には、桃井第4小の子どもたちがつくった木札が下がっているのがあり、その植物の名前を知ることができて有り難いが、けさは見慣れぬ名前を見つけた。
木札には「ポンドサイプレス」と書かれてあった。
もともとは違う名前が書かれていて、どうやらそれを訂正したらしかった。
イメージ 1

はて、ポンドサイプレスって、いったいどんな木?
葉っぱを見ると、スギの葉っぱみたいだ。
イメージ 2

たしか以前は「ラクウショウ(落羽松)」と表示されていたのでは。
ラクウショウもポンドサイプレスも同じスギ科ヌマスギ属の植物だが、よく見ると葉っぱの感じがまるで違う。

そもそもスギ科の木は世界に15種類ぐらいしかないという。マツが世界に200種ぐらい分布しているといわれるのと比べるとかなり少ない。

その少ないなかでも、ラクウショウは北米東南部・メキシコ原産の落葉高木。
これに対してポンドサイプレスは北米東部、東南部原産の落葉高木で、微妙に違うようだ。

ではポンドサイプレスの意味は?
池(pond)のそばに生えるスギというのでこの名がついたのだろうか?