善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

井草八幡宮の太鼓祭

ゴールデンウィークの後半が始まり、3日は憲法記念日
朝の善福寺公園ははじめ薄い雲が広がっていたが、やがて快晴。太陽がカッと照りつける。
下池ではスイレンが咲き始めた。アオサギが遠くを見ている。
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5月3日は毎年、地元の氏神さま、井草八幡宮で太鼓祭が行われるというので、見に行く。
太鼓をたたきながら氏子のいる町内を巡回する年中行事だ。

太鼓は直径4尺5寸もある大太鼓。メートル法に換算すれば1m50㎝近くある。
以前、お宮の人の説明を聞いたことがあるが、これだけの大太鼓となると材料はもはや国産はムリで、胴は1本の木をくり抜いて使うが台湾産のケヤキ(だったか?)、皮はバッファローだとかいっていた。

朝9時半、倉庫から太鼓を引き出し、出発の準備。
神事のあと、打ち初め。
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その後、太鼓を打ち鳴らしながら町内を巡回していく。
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老人ホームの前では入所者が待ち構え、大喜びしていた。
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太鼓は古くから情報伝達の手段として使われていただろうが、神事で使う太鼓とは本来、柏手(かしわで)と同じで神さまを呼ぶ「呪具」として機能しただろう。これだけの大太鼓の音なら、神さまにもちゃんと聞こえたに違いない。