善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

胸を張るツグミ

29日(日)朝の善福寺公園は快晴。寒い。
寒いはずだ。池の半分ほどが凍っていた。
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ただし、小石を投げるとチャポンと音がしたから、まだシャーベット状態で凍りきってはいない。

凛とした姿でジッとしている鳥がいた。
ツグミのようだ。遠くを見つめ、なに思う?
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ツグミは冬になると北からやってくるという。
木の枝にとまるときは胸を張る特徴がある。
ただ威張りたいのか、敵への警戒心からか、上から睥睨(へいげい)したほうが地面の下の虫なんかが見つけやすくなるのだろうか?

ちなみにツグミの名前の由来は、冬には聞こえる鳴き声が夏になると聞こえなくなるので、口をつぐんでいると考えられた、という説と、なぜか日本にいる冬場は口をつぐんで鳴かないないから、との説がある。
平安時代の『和名抄』にはすでに「鶇(つぐみ)」の記載があるから、すでにそのころからこの呼び名があったようだ。

けさは上池と下池で目の前をカワセミが飛んで行った。1羽ではなく、少なくとも別々に2羽はいるようだ。