1曲目のプロコフィエフは不思議な魅力を持つ作品だ。
現代音楽っぽい始まりで難解な曲かなと思ったら、ロマン派的な美しい旋律が響いてきてホッとする。
福田の演奏は若いのに情緒があふれていて、半年のうちにずいぶん成長したなーと思う。
ピアノとの息が合っていて、2つの楽器の相乗効果が心地よい。
(あとで聞いたら福田とピアノの大須賀とは福田が小学生のときからの付き合いだとか)
現代音楽っぽい始まりで難解な曲かなと思ったら、ロマン派的な美しい旋律が響いてきてホッとする。
福田の演奏は若いのに情緒があふれていて、半年のうちにずいぶん成長したなーと思う。
ピアノとの息が合っていて、2つの楽器の相乗効果が心地よい。
(あとで聞いたら福田とピアノの大須賀とは福田が小学生のときからの付き合いだとか)
第1楽章と終章の終わりには、「墓場に吹く風」のように弾きなさいとプロコフィエフ本人が指示したといわれる旋律が奏でられる。この曲はスターリン時代に作曲されたというから、作者の陰鬱な気持ちが表現されているのだろうか。
一方、モシュコフスキーのほうは高揚感あふれる感じで、軽快に終わる。
アンコール曲はタイスの「瞑想曲」。