善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

立石再訪

善福寺公園を散歩していたら、モミジの木に赤いものが目立つ。何だろう?と近寄ると、モミジの花だった。
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春は黄色い花が多いが、これは葉牡丹の花か?
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きのうは夕方4時すぎから、飲んべえの聖地、京成・立石へ。

1軒目は駅北口にある「鳥房」。
以前、開店の4時ジャストに行ったらけっこう空いていたので、「まさか開店そうそうに満員とはなるまい」と4時半に行ったら、すでに満員。いったい、どーなってんの?
何とか隙間をつくってもらって座ることができたが、外ではさらに行列がのびていく。

前回、ここでタラフク食べてあとが続かなくなったので、名物の鳥唐揚げとお新香のみ注文。それでもけっこうおなかがふくれる。

2軒目は、南口に回って「二毛作」というおでん屋へ。
酒も料理もスバラシイ。ただし、ちょっとハイソな感じで、立石の場末感には似合わない。

前回、「鳥房」 の次に行ったヤキトリ屋の前を通ると、あのとき元気イッパイでてきぱきと働いていたオネーサンがきょうも張り切っていた。

3軒目は「江戸っ子」。
こちらはワイワイガヤガヤと騒々しい。それがかえって落ち着く感じで、この雰囲気がいいんだな。

4軒目は、前回行ったときは時間が早くてまだどの店も開いてなかった「呑べえ横丁」へ。
「おでんや」という、そのまんまの名前の店に入る。
この日、一番よかったのがこの店。
何を飲んで、何を食べたかまるで覚えていないが、それでも「いい店だった」という記憶だけはある。

若いマスターは寡黙で、暇さえあればおでんの出来を心配して、アクとりに余念がない。
見ると濃い色のスープだが、そのスープが実にきれいに澄んでいる。
「いい仕事してるね」とほめると、ニコッと笑う。スープをほめられることがよほどうれしいのだろう。

店に入ったとき、カウンターの奥にオジサンと、手前に若い女性の2人の客がいたが、女性の方はしばらくいてからお金を払って帰って行った。

あとでマスターに聞いたら「あれ、かみさんです」という。
若い妻はああやって、口開けにカウンターに座ることで店を支えているのだろうか。
飲んべえって単純なもので、そう思うとなぜかうれしくなった。