善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

「寅蔵」再訪

きのうは仕事仲間と、以前いちど行ったことのある駒込の「寅蔵」へ。
JR駒込駅東口から歩いて数分。
「寅蔵」といっても浪花節の虎造なんかとは関係なく、中華の店。中国人のご主人は寅年生まれで、「蔵」とは中国では「館」を意味するのだとか。
炒めものを中心に、おいしい料理とおいしい酒を堪能させてくれる。

この日も4000円のコースで、メニューは次の通り。

冷菜
冷製香菇(椎茸のうま煮)
炸帯魚(太刀魚の香味揚げ)

熱菜
糖醋肉(黒酢酢豚)
辣子蝦(大海老の四川風炒め)
牛肉籮蔔砂鍋(牛肉と大根の土鍋煮)
清蒸雉子羽太(雉子羽太の姿蒸し)
麻婆豆腐(麻婆豆腐)
鶏蛋炒西紅柿(卵とトマト炒め)
(中国語ではトマトのことを西紅柿って書くんだね。なかなかニクイ命名)

主食
水餃子(いり卵、しらす、豚挽き肉)

甜心
杏仁豆腐

おいしいんだけど最後の方はとても食べきれず、量を少なくしてもらう。
とにかく豪華メニューだった。
中でも感動的ですらあったのが雉子羽太(キジハタ)の姿蒸し。
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ハタといえば高級魚中の高級魚。その中でちょっとこぶりなのがキジハタで、目が緑色をしているのでキジ色のハタ、キジハタとなったという。
それを丸ごと蒸したのがこの料理。この日のメンバー5人でつついても食べきれない。
でも頑張って、骨までしゃぶって完食!
どうしても残せないところが、食いしん坊のよさか、弱点か?

大海老の四川風炒めも、海老がプリプリしていて、うまい。
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牛肉と大根の土鍋煮は、テーブルに置かれてからもグツグツ音を立てていて食欲をそそる。
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まず目と音で楽しみ、それから味わう料理。

この日の酒がまたすばらしい味。
まずは「陳年紹興貴酒10年」と「塔牌紹興酒」。
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「陳年紹興貴酒」は前回も5年ものを飮んだが、きょうは10年貯蔵のもの。味に深みが増し、料理との相性もい。
「塔牌紹興酒」も10年ものだが、こちらはキリッとしていてまた違う味。
ちなみにアルコール度は「陳年紹興貴酒」が16・5%、「塔牌紹興酒」が15%。微妙な違いがあるようだ。
次に「陳年紹興貴酒」の5年ものを飮んだが、最後にパイチュウを飲みたかったんだけど、おなかいっぱいで断念したのは、残念!

デザートは杏仁豆腐。
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幸せな気分でお開きとなったのであった。