善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ボジョレー・ヌーヴォー2012

15日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。
この日はわが家でもちょっとうれしいことがあり、さっそく飮んでみた。ボジョレー・ヌーヴォーを解禁日に飲むなんて、20年ぶりぐらい。
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つれあいが買ってきたのはボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー。何と、その20年前に飮んだのと同じヴィラージュだった。(あの当時、ヴィラージュはまだ日本ではなじみが薄かったはず)

ボジョレーとはフランスのブルゴーニュ地方にあるワイン産地名で、そこで作られる新酒の赤ワインがボジョレー・ヌーヴォー
ヴィラージュはボジョレー地区の中でも限られた地域のブドウから作られた新酒、だったと思う。

で、飮んだのはエノテカが輸入した「GILES DE LAMOIRE」の「BEAUJOLAIS-VILLAGES NOUVEAU UNFORGETTABLE( ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・アンフォゲッタブル)」。

「この味を忘れちゃダメよ」ってことか。

本来、ボジョレー・ヌーボーはその年のブドウの品質を確認するためのものだとか。今年は暑さのためかブドウが不作で、原料不足で大変だったというが、味の方はどうかというと、フルーティーで若々しく、柔らかな味。アルコール度も12・5%でちょっと低め。当然、渋みは少ない。

それでも、栓(最近増えているスクリューキャップ。ポンと抜くコルクの感触のほうがワインを飲む雰囲気に合ってるんだが、品質的にはむしろスクリューキャップの方がいいともいわれる)を抜いてしばらく置いておくと、最後の方には味にコクが出てきて、若いワインのくせにもう自分を主張し始めたのかと、少しうれしくなる。