善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

「トロールの森」始まる

3日、4日の善福寺公園は両日とも快晴。とくにきのうは暑くもなく寒くもなく、すばらしい“公園日和”。

いよいよ3日から善福寺公園を主会場にした国際野外芸術展「トロールの森」が始まった。
所属するミニFM放送局(最近はもっぱらUSTREAMで放送しているが)「ラジオぱちぱち」はパフォーマンスに参加。というので初日は朝7時に公園集合で舞台づくり。

ラジオで放送しているドラマ「黄金バット」の舞台版、「黄金バット第76作タイムマシン見世物小屋の巻」を上演することになり、劇中劇で見世物小屋をオープンさせる。
そのための舞台づくりは学生たち(仲間の子どもたち)に協力してもらって、ドでかい大樹が左右に開くとタイムマシン見世物小屋がオープンするという仕掛け。はたしてどーなるか・・・。
イメージ 1

見世物小屋はどんな出し物かというと──。

ろくろ首
大いたち
一つ目小僧
断頭台のマリーアットワネット
絶滅種となったニホンカワウソ

初日は午前と午後の2回公演し、お客さんからはやんやの喝采
あとで参加してくれた人のアンケートを読むと、中に「あまりにもばかばかしいところがいい」という評があり、これぞわれわれの企図するところ。

会期中、出展したアーティストとともに巡るアートツアーも行われていて、作品を1つ1つじっくりと見て回る。

これは環境アーティストのビリー・スタイルズさんの作品。
「Where has all the power gone?/エネルギーはどこに行ったのだろう?」
イメージ 2

解説によると──。
「風車とソーラーパネルインスタレーションによって、欲望が増大し続ける消費社会がエネルギー資源に直面せざるをえなくなる問題を提起します。危険性が高いことを知りながら、消費主義に染まった私たちの生活スタイルを守るのが重要でしょうか?それとも私たちは世界の貪欲から離れ、自然や再生可能エネルギーにチャンスを与えることができるでしょうか?」
近所の桃井第4小学校の子どもたちと一緒に作った作品だとか。

高島亮三さんの作品タイトルは「ドングリの背比べ」
イメージ 3

公園内(だけではまにあわなかったのでほかからも集めたらしいが)ドングリを1万個以上?だか並べて、「ドングリの背比べ」をしているのだとか。

正親優哉さんの作品タイトルは「daydream believer」
イメージ 4

鉄でできた重さ約700kgの巨大なカエルがまどろんでいるらしい。

ちなみにわれわれ「ラジオぱちぱち」の次の出演は18日(日)の11時、13時半、15時の3回。それに最終日の23日(金)は10時半、11時半、14時半のやはり3回公演の予定。