善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

恋の季節?

土曜日の善福寺公園は曇り。少しヒンヤリする感じ。

ソメイヨシノはだいぶ散ったが、それでもまだ咲いている。
上池は今が花盛りで、スオウが満開。
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こちらはハナニラ。清楚な感じ。
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ハナダイコンも可憐な感じ。
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中国原産で江戸時代に渡来。花が大根に似ているからこの名前になったというが、どこかスミレに似ている。別名「大紫羅欄花(おおあらせいとう)」「紫花菜」(むらさきはなな)、 『三国志』に出てくる諸葛孔明が出陣のさきざきでこの種子をまき、食糧となるよう栽培したことから「諸葛菜」とも呼ばれる、とか。

マンサクの花も咲いていた。
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春にほかの花に先駆けて咲くので“まんず咲く”のでマンサクになったとか、花がたくさんつくので“豊年満作”にちなんで命名されたとかの説あり。それにしては今年は遅い。
欧米では「魔女の榛(はしばみ)」という怖い名前がついている。榛とはカバノキ科の落葉低木をさす。黄色い花が知られるが、赤いのもある。

ヤマブキの花が散ったあとが意外と美しい。
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こちらはナツグミ(夏茱萸)。
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夏に実が熟すのでこの名。「グミ」はグイ実の略。グイとは棘の意で、棘のある木の実のこと。ほかに含む(ククム)実が転じたとの説もあり。漢字の茱萸は別の木をあらわし本来は誤りという。

サクラはヤエザクラが満開。白っぽいソメイヨシノとのコントラストが見事。
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下池にまわると、ハシビロのオスがメスを追いかけていた。恋の季節到来か?
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北の国に帰らずここで繁殖するのだろうか?

上池に戻ると、ゴイサギの幼鳥がエサをねらっていた。
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そばで親鳥がじっと見守っている。親より大きく立派な体になっても、子は子なのだろう。
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