善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

吉祥寺オデヲン ドラゴン・タトゥーの女

日曜日朝の善福寺公園は曇り。風はなし。
ようやくウメがチラホラ咲き出した。
下池に、去年までは1つがい2羽しかいなかったハシビロガモが5羽もいる。そのうちの3羽。
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5羽のうち3羽は明らかにオス、1羽はメス。もう1羽はオスみたいだが模様がはっきりしない。子どもか? ハーフか? 写真の真ん中。
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仲間を連れて来たのだろうか。あるいは家族かもしれない。

きのうは吉祥寺オデヲンで『ドラゴン・タトゥーの女』を観る。
全世界で累計6500万部のベストセラーとなったスティーグ・ラーソンのミステリー小説『ミレニアム』の第1作「ドラゴン・タトゥーの女」を映画化したもの。
その前にスウェーデン版が出ていて今回のはハリコウッドリメイク版。監督は「セブン」ソーシャル・ネットワーク」のデビッド・フィンチャー
主演はミカエル役のダニエル・クレイグとリスベット役のルーニー・マーラダニエル・クレイグはたしか007に出てた役者。ルーニー・マーラは26歳の新鋭。

スウェーデン経済誌「ミレニアム」の発行責任者の1人で経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリック・ヴァンゲルから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相追究を依頼される。
ミカエルは背中にドラゴンのタトゥーをほどこした天才ハッカー・リスベットとともに調査を進めていくが、やがてヴァンゲル家に隠された闇が明らかになる──というお話。

小説を読んでいたので戸惑うことはなかったが、複雑に入り組んだ話をよく2時間ちょっとの映画にまとめたものだと感服。ただ、小説ではリスベットはもっとクールに徹していたが、映画の結末はちょっぴり乙女チック。でもリスベット役のルーニー・マーラの演技が出色。

かなりバイオレンスかと思ったが意外とおとなしく、ミステリー色が強くておもしろかった。もっとも小説の方も第1部はおとなしく、2部、3部になるにつれてリスベットのバイオレンス度が際立っていくのだが・・・。

帰りは映画館の裏のレストラン街(といっても4軒ほどしか並んでいないが)へ。2軒はすでに制覇済み。もう1軒の「和伊んダイニング OTOTO」という地中海料理っぽい店に入ったが、けっこうおいしかった。
昼はランチのみらしく、「海鮮ブイヤベース」と「辛い肉味噌とモッツァレラのピザ」を注文。ブイヤベースにはサラダが、ピザにはスープがつく(ほかにデザートとドリンク)。
これにグラスワインの白と赤を追加注文。

サラダはちょっとかわった味付けのドレッシングがいける。クルクルまいてあるのはネギかと思ったらキュウリで、ちょっと芸コマ。
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肉味噌ピザは意外な取り合わせ。ワインにピッタリ。
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ブイヤベースは魚介類がいろいろ入っていておいしい。
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夜のメニューを見ると魚が多い。聞くと、毎日築地に行って仕入れているとかで、夜に行っても楽しめそうだ。

和伊んダイニング OTOTO
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-8 輿石ビル1F
電話 0422-47-0389
月曜休み
11:30 ~ 23:00 (L.O.22:00)