善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

自由律句

先週の土曜日(10日)は、所属する地域のミニFM放送局「ラジオぱちぱち」の公開放送の日だった。

詳しくは「ラジオぱちぱち活動日記」ブログ参照ください。


詩人マグーさんの「イチお詩、読みた詩、読ませた詩」のコーナーがあり、「人の詩を読むばかりでなく、自分で詩を書いてそれを読もう」というオソロシイ企画が実現してしまい、みんなで自作の詩を持ち寄ることになった。

私は詩ではなく、「自由律俳句」とかいうのに挑戦した。
普通、俳句というと五七五だが、それが定型俳句というのに対し、音数にとらわれず自由な句というので自由律俳句。有名なのが山頭火の「分け入つても分け入つても青い山」とか「うしろすがたのしぐれてゆくか」。放哉の「咳をしても一人」など。

私の場合は俳句でもないので自由律句とでもいったらいいか。

放送の日の朝、善福寺公園を散歩し、そこで見た様子を句にしてみた。
以下、その作品。

道は前にある

氷雨やむ道にはりつくもみじ

冬の木の天に向かうか

冬日浴びた石ころをける

ベンチにすわれば青空

樹上の鳥の見ゆる先

鳥は鳥わたしはわたし

水底に引き込まれるかスイレンの葉

いずれも不出来。恥ずかしい。

そういえばNHKの山口放送局では山口が山頭火の出身地であるということもあってか(ほかにも山口は自由律句の作者が多いらしいが)、「自由律句らぶ」というコーナーを設けて作品を募集しているという。うーん、応募するほどでも・・・。