善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

キンミズヒキ

日曜日の善福寺公園は快晴。日差しは強いが、秋の風。
たしかに、公園の植物はすでに秋の色がちらほら。

上池のサンゴジュの赤い実が今、真っ盛り。サンゴジュは初夏に白花を咲かせ、夏の終りから秋にかけて真っ赤な光沢のある美しい果実をたわわに実らせる。スイカズラ科ガマズミ属の植物。鈴なりになった赤い実がまるで珊瑚のようだというのでサンゴジュ。
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小島の木陰からカワセミがダイブ。エサをゲットして消えていく。
スイレンの杭の上には、シラサギ、アオサギが合わせて5羽。

下池を1周して「植物保護区」をまわる。
ミズヒキ、キンミズヒキのそれぞれの花が美しい。写真はキンミズヒキ
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いずれも、盛夏から初秋にかけて咲く花。水引は赤い花、キンミズヒキは黄色い花。ただし、同じミズヒキでも、ミズヒキはタデ科キンミズヒキバラ科で全く別の種類の花。
名前の由来はミズヒキの方が先で、細長い花穂の形から、冠婚など慶事の際に用いられる水引(みずひき)に例えて名付けられたという。
キンミズヒキは、ミズヒキに似た花の付き方で、黄金色の花を付けることから金色のミズヒキ、つまりキンミズヒキ(金水引)となったという。

どちらもめでたい感じで、きょうはいいことありそうな。