善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

スライド式蝶番のナゾ

日曜日の朝。快晴。
8時すぎに散歩しようと家を出ると、道路が凍っている。
善福寺公園もほぼ凍結状態。池も凍っている。
でも、太陽のパワーはさすがにすごい。だんだんと日の光で解凍が進んでいく。
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弁天島近くでは、カモたちがいっせいに水に潜ってエサを漁っていた。
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何ザクラだろうか、花芽が朝日に輝いていた。
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家に帰ったらキッチンの戸棚のドアが故障。スライド式の蝶番(ちょうつがい)のネジが止まらなくなってしまった。
キッチンの中でもっとも頻繁に開け閉めするドアで、10何年間に10万回は開け閉めしているのではと試算するほど。何年か前、ギーギーする音が船の櫓を漕ぐ音に似ていて、所属する地域のミニFM「ラジオぱちぱち」のラジオドラマの効果音に使ったこともあったが、実はそのころからかなりガタがきていたようだ。修理すれば何とかなるかと思って、いろいろやってみるがうまくいかない。
「これは蝶番を付け替えたほうがいい」と、こわれた部品を参考に持ち、近所のホームセンターに行く。

蝶番を探してガクゼンとする。
何とスライド式蝶番には「全かぶせタイプ」「半かぶせタイプ」「インセットタイプ」の3種類あり、カップ穴と称するのも径が26ミリ、35ミリ、45ミリといろいろある。
はて、わが家の蝶番は何タイプで、カップの径は何ミリ? そもそもカップって何?

ちなみに、全かぶせとは、側板に扉が完全に被さるタイプをいい、半かぶせとは、側板に半分ぐらい被さるタイプ、インセットとは、側板の内側に扉を取り付けるタイプをいうんだそうだ。カップとは、スライド式蝶番を取り付けるためあらかじめ扉にあいている穴の大きさ。

「こりゃだめだ」とわが家に戻り、あらためてチェックしたところ、全かぶせタイプでカップの径は35ミリと判明。取って返して蝶番を購入。
ようやく蝶番を取り替え、ドアは無事開け閉めできるようになった。

みなさん、ご自宅の戸棚のスライド式蝶番が壊れたら、全かぶせか半かぶせか、はたまたインセットかの確認を忘れずに。
ちなみに蝶番は「蝶番」と書くのかと思ったら、商品名を見たら「丁番」となっていた。「丁」は略字だそうだ。今はそう読むのが普通なんだろうか?

無事、ドアが開閉できるようになって、あのなつかしいギーギーの音がしなくなったのは、ちょっとさみしい。