善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

#その他芸術、アート

大阪ブラブラ フェルメール展と太陽の塔内部見学

17~18日にかけて仕事で大阪へ行ったついでに観光も少し。 1日目フェルメール展、2日目太陽の塔の内部見学と国立民族学博物館。 仕事のついでにしてはなかなか充実した2日間だった。 まずは1日目、12時半発のJRLで伊丹へ。 モノレール、地下鉄と乗り継いで淀…

日曜日の「トロールの森2018」

23日までとなった「トロールの森2018」。 きのうの日曜日も善福寺公園では野外舞台でKABUTO CLUBの演奏があり、池を一周しての「池の畔の遊歩音楽会」があった。 ヨーロッパのジプシー音楽とアメリカのジャズを融合した「ジプシー・スイング・ジャズ」を演奏…

第48回日彫展

上野の東京都美術館で開催中の「第48回日本彫刻会展(日彫展)」を観に行く(5月2日まで)。 1947年に朝倉文夫、加藤顕清、本郷新らが結成した「日本彫刻家連盟」に端を発し、名称を変更しながら1980年に日本彫刻会と改称。第1回日彫展は1971年に開催されて…

トロール森 演劇祭の楽しみ

善福寺公園で開催中の野外アート&パフォーマンス展「トロールの森2017」。 12日の日曜日は好天気に恵まれ、公園のあちこちでパフォーマンスが花盛り。 私が所属するミニラジオ放送局「ラジオぱちぱち」は、野外劇の黄金バット第92作「バットとナゾー、雲上…

池の畔の遊歩音楽会2017

3日から善福寺公園の上池とJR西荻窪駅周辺で開催中の野外アート・パフォーマンス展「トロールの森2017」。11日は午後、音風景研究家で青山学院大学教授の鳥越けい子先生の企画&解説による「池の畔の遊歩音楽会」に行ってきた。 今年で8回目のこの野外音楽会…

東博 運慶展

東京国立博物館で開催中の「運慶展」を見に行く。(11月26日まで) 運慶(?-1223)は平安末期から鎌倉時代に活躍した仏師。生涯に多くの仏像を造ったものの現存する運慶作の仏像は31体といわれる。そのうち22体が出展されるというから運慶を観る絶好のチャ…

シャネル・ピグマリオン・ディズ・グランド・フィナーレ

1日夜は銀座のシャネル・ネクサスホールが開かれた「シャネル・ピグマリオン・ディズ2016」のグランド・フィナーレを聴きにいく。 シャネル・ピグマリオン・ディズは年ごとに選ばれた若手演奏家に1年間を通してソロリサイタルの機会を提供するプログラム。 2…

トロールの森始まる

杉並区の都立善福寺公園とJR西荻窪駅周辺から善福寺のエリアを舞台にさまざなジャンルのアートを楽しむ「トロールの森」は今年で15年目。 3日から始まり、今月23日まで開催されるが、きのうの日曜日は「池の端遊歩音楽会」と「水車」を出展している栗田昇さ…

辻康介×鳥越けい子「池の畔の遊歩音楽会」

土曜日の午後は善福寺公園上池で「トロールの森2015」の野外イベント、辻康介×鳥越けい子「池の畔の遊歩音楽会 2015:音のすむ森に捧ぐ! vol.6特別ライブ版」。 善福寺池とその周辺の土地の歴史をひもとき、善福寺在住で音風景研究家の鳥越けい子青山学院…

トロールの森2015始まる

11月3日の文化の日から「トロールの森2015」が始まった。都立善福寺公園の上池周辺の野外から、JR西荻窪駅周辺の街中までをアートでつなぐイベント。 公園では1年に一度、この時期だけ楽しめるオープン・カフェも毎日曜日に開店。 1日には前々日祭ということ…

鉄腕アトムの歌が聞こえる

橋本一郎『鉄腕アトムの歌が聞こえる〜手塚治虫とその時代〜』(少年画報社)を読む。 筆者は元・担当編集者。日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の主題歌をソノシートにする許可を得ようと、手塚治虫の仕事場を訪ねた昭和38年(1963)からの手塚治虫をめぐ…

シャネル・ピグマリオン・デイズ 戸室玄

土曜日の午後は銀座のシャネル4階にあるシャネル・ネクサスホールで「シャネル・ピグマリオン・デイズ2015」のコンサート。要は若手演奏家を応援するコンサート。 きのうの出演は2012年のシャネル・ピグマリオン・デイズ・アーティストだったピアノの戸室玄…

インドの仏展

5日5日のこどもの日は東京・上野の東京国立博物館・表慶館で開催中の「特別展 コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏」展へ(17日まで開催)。 「インドの仏」という文字が手塚治虫のマンガの題字とよく似ていて、懐かしい気持ちになる(子どものころよく手…

日本国宝展

上野の東京国立博物館(平成館)で開催中の「日本国宝展」を見る(12月7日まで)。 25日(火)は本来は休館日なのだが、協賛企業の内覧会の抽選に当たったので出かけていく。おかげでそれほどの混雑はなく、2時間ぐらいかけてじっくりと見る。 1つの展覧会…

ぜんぷくトリヲの紙相撲

「トロールの森2014」が始まって2度目の休日。当日朝までの天気予報は「雨が降ったりやんだり」で、しかも朝から小雨が降っている。 ところがである。パフォーマンスが始まる11時少し前になるとナント雨が上がり、日が差してくるではないか。 結局、気象庁の…

クラシックは脳ミソの洗濯

おとといの5日は東京で梅雨入り。きのう6日は種まきのころの「芒種」で、朝から大雨。 そんな雨の中、夜は銀座のシャネル・ネクサスホールで「ヤング・コンサート・アーティスツ・フェスティバルウィーク2014」(12日までで、6日が初日)。 アメリカの非営利…

シャネルのコンサート

きのう土曜日(24日)は銀座のシャネル・ネクサスホールで「CHANEL Pygmalion Days」のコンサート。 CHANEL Pygmalion Daysとは、若手のアーティストに演奏する機会を提供するプログラムのことで、2014年はピアニスト2名、チェリスト1名、ヴァイオリニスト1…

ジャズに泣いた夜

金曜日の7日夜は銀座でジャズを聴こうと家を出ると、消防車がウーカンカンと集まってくる。 何事かと近づくと黄色いテープが張られていた。このところ善福寺界隈では黄色いテープが多いが、どうやら火災のようだ。 それほど燃え広がったわけではないが、ケガ…

首里城への道──鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像

与那原恵『首里城への道──鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像』(筑摩書房)を読む。 太平洋戦争末期の沖縄戦のさなか、沖縄の歴史的文化財は“鉄の暴風”といわれた戦火の果てに、すべてが焼失してしまったという。琉球王朝文化の中心である首里城とその周辺の遺産、…

もしも勘三郎が菊五郎だったら?

中川右介『歌舞伎 家と血と藝』(講談社新書) とにかくスゴイ本だった。 歌舞伎界に役者は多いが、主役を張れるのは限られていて、市川團十郎家(海老蔵)、尾上菊五郎家、中村歌右衛門家(福助、梅玉、坂田藤十郎)、片岡仁左衛門家、松本幸四郎家、中村吉…

寅さんと佐藤オリエ

先々週からBSジャパンで『男はつらいよ』全48作の放送が始まった(毎週土曜日の午後6時54分から)。 映画の公開のときから見続けているから当然すでに全作品を見ているし、その後のテレビの放送も見てるけど、またやるとなるとやっぱり見たくなる。 先週は第…

金の星社 漫画家たちの戦争 全6巻

金の星社『漫画家たちの戦争』(全6巻)を読み終える。 戦争をテーマにした漫画作品を集めたもので、「原爆といのち」「子どもたちの戦争」「戦争の傷あと」「戦場の現実と正体」「未来の戦争」などテーマ別に構成されている。 作者は、手塚治虫、ちばてつや…

漫画家たちの戦争

金の星社刊『漫画家たちの戦争』(全6巻)を読んでいる。本日までに手にしたのは『戦場の現実と正体』『未来の戦争』。 金の星社は児童書を主に手がける出版社。創業95周年を記念して、戦争を知らない世代に悲惨な現実を伝えようと今回の企画が実現したとい…

シャネルピグマリオンデイズ 福田悠一郎

土曜日(8月17日)夕方は銀座へ。盆休みだからかにぎやか。 シャネル・ネクサス・ホールで若手音楽家の演奏会「CHANEL Pygmalion Days」を聴く。 演奏者はヴァイオリンの福田悠一郎。ピアノは大須賀恵理。それに2曲目の共演が橋本彩子(ヴァイオリン)。 福…

Young Concert Artists Festival Week 2013

きのうの6日夜は銀座のシャネル4階にあるシャネル・ネクサス・ホールで「Young Concert Artists Festival Week 2013」を聴く。 今まで気づかなかったけど、シャネルの前に変わったビルを発見。 ぐにゃりと曲がったファサードで人を驚かそうというのか、デビ…

雪の日のヴァイオリンコンサート

月曜日の14日は成人の日。朝から雨で、やが雪に変わり、近来まれにみる大雪となる。 きょうは銀座のシャネル・ネクサスホールで新進バイオリニストのコンサートを聴きに行く。 昼前にわが家を出るころはすでに積もり出している。 銀座も大雪だが、さすが雪か…

諸星大二郎 彼方より

最近、なぜか諸星大二郎のマンガを何冊か読んでいる。 SF、伝奇ものばっかり書いていて、2000年に『西遊妖猿伝』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した人。 暮れから正月にかけて『妖怪ハンター』『暗黒神話』などを読んだが、どれもちょっと飛躍しすぎとい…

ドヴォルザーク 弦楽五重奏曲 第3番

きのう(25日)の夜は、銀座のシャネル銀座ビル4階にある「シャネル・ネクサス・ホール」で「シャネル・ピグマリオン・ディズ スペシャルコンサートシリーズ 指揮者 大山平一郎氏と若手音楽家たちによる室内楽」とかいう音楽会。 シャネルは、シャネルの創始…

南伸坊 本人伝説

南伸坊『本人伝説』(文藝春秋)を読む、というか見る、というか眺める、というか・・・。 政界から芸能界から、有名人になりきって写真で登場するとともに、文章までが本人が書いたかのごとくコメントしている。 「まえがき」で筆者は言う。 17年間姿をくらま…

ひっくりかえる展

神宮前のワタリウム美術館で開催中の「ひっくりかえる展」を観る。 「ひっくりかえる」をテーマに、従来の価値観や見方などを変え、社会の変革を目指して表現活動を続けるフランス、日本、ロシア、カナダ、アメリカなどのアーティストが作品を発表している。…