善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

たくましく育つカワセミの子ども

月曜日朝の善福寺公園は快晴。久々の青空。そのかわり日差しが強くて日なたは暑い。 ガガイモの花が咲いていた。 星型で毛が密生したかわいい花。なのにガガイモとは、ずいぶん無粋な名と思ったら、名前の由来には諸説あるが、古くは「カガミ(加々美)」ま…

セミの季節がやってきた

日曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうの夜の雨の余韻か、あちこちに水たまり。風がなく朝から蒸し暑い。 公園のサルスベリが花をつけていた。いつもより早い開花だ。 白いキキョウも咲いている。 白いキキョウなんて珍しいと思ったら、貝原益軒は園芸書「花譜…

天女の羽衣? ベッコウハゴロモの幼虫

土曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。だんだん蒸し暑くなる。 上池の遠くの方にカワセミが2羽、並んでとまっていた。 左がメス、右はオスのようで、オスは何度かダイブを繰り返して飛び去った。 秋の七草のひとつ、キキョウ(桔梗)が咲いている。 ハギ(…

きのうのワイン+シネマ歌舞伎「高野聖」

フランス・ブルゴーニュの赤ワイン「レ・コティーユ・ピノ・ノワール(LES COTILLES PINOT NOIR)2019」 生産者のドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスは、ブルゴーニュ地方コート・ドールの村サン・トーバンを拠点に、ブルゴーニュのほぼ全域のワインを造っ…

有馬温泉 横尾忠則 あやしい絵

仕事で神戸に行ったついでに有馬温泉で1泊して帰る。 有馬温泉は4年前の秋以来で、泊まったのは「小都里(ことり)」という全8室の宿。 2014年オープンというから割と新しく、部屋は広々していて窓からの眺めもいい。 部屋数が少ないからか、とても静かで、…

カリガネソウの生存戦略

木曜日朝の善福寺公園は曇り。このところの雨と仕事が重なり、久しぶりの公園散歩。涼しい朝。 公園に着くと、上池の遠くの方にカワセミがいた。メスのようだ。 アメンボが2匹。大きい方がメスで、手前の小さい方がオス。オスは上に乗っかろうとアタックする…

晴歩雨読 ラスト・トライアル

このところ朝は雨続きで散歩もままならず。なのできのう読了した本の紹介。 ロバート・ベイリー「ラスト・トライアル」( 吉野弘人訳、小学館文庫)。 アラバマ大学法学部の教授だったトムと教え子リックの弁護士コンビ、黒人弁護士ボーや検事パウエルらが活躍…

N響オーチャード定期&Bistro Rojiura

土曜日の午後、渋谷のBunkamuraオーチャードホールでN響の「第115回 オーチャード定期」を聴く。 指揮:角田鋼亮、チェロ:横坂源のプログラム。 演奏曲目は、エルガー「チェロ協奏曲 ホ短調 作品85」、チャイコフスキー「交響曲 第4番 ヘ短調 作品36」。 指…

羽化直後のオオスカシバ

土曜日朝の善福寺公園は雨のち曇り。きのうからの雨が降り続いていたが、やむのをまって出かけていく。 けさも上池にカワセミ。大人のオスのようだ。 コナラの木にとまっているのはキマダラヒカゲのようだが、ずいぶん色が薄い。 今年初のキアゲハの幼虫。ま…

きのうのワイン+映画「ワイルドバンチ」他

イタリア・シチリアの赤ワイン「パルヴァ・レス・ネロ・ダーヴォラ(PARVA RES NERO D’AVOLA)2019」 (写真はこのあとメインの豚ステーキ) シチリアの老舗ワイナリーであるカルーソと、最新テクノロジーを導入して投資するミニーニの共同経営によるワイナ…

きのうのワイン+映画「マッチポイント」他

オーストラリアの赤ワイン「ジービー・88・カベルネ・ソーヴィニヨン(GB 88 CABERNET SAUVIGNON)2020」 南オーストラリア、バロッサ・ヴァレーの老舗のワイナリー、グラント・バージの赤ワイン。 グラント・バージはこの地で1855年からワインを造り続ける…

秋の七草 萩は夏に咲く

木曜日は夜来の雨が朝になってもやまず、お昼ごろになってようやくやんだので、昼の休憩を兼ねて公園を1周。 何とハギ(萩)が咲いていた。 ハギといえば秋の七草の1つ。季節を間違えたのかなと思ったら、実は夏の盛りの今ごろから咲き始めて、秋の始めには…

すべてがこの1枚の中にある 世界報道写真展

東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催中の「世界報道写真展2021」に行く。 1955年にオランダのアムステルダムで世界報道写真財団が発足。その翌年から始まったドキュメンター、報道写真の展覧会である。 毎年1~2月にかけて主に前年に撮影された写真を対象…