善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

カメムシの由来

日曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうよりは気温が少し高め。風なし。 けさも2羽のカワセミ。 上池にはオス。 下池はメス。 ここまで首が回ります。 ナポレオンズより上手。 いつもは高い木に止まっているアオサギが下におりていた。エサ探しのようだ。 アシ…

ジョロウグモのオスとメス

土曜日朝の善福寺公園は晴れ。上空にうろこ雲。 ジョロウグモのオスとメス。メスに比べて何とオスの小さいことか。 オスは少し離れたところでメスとの交尾を狙っている。 うっかり近づこうものなら、自分よりはるかにデカいメスに食べられてしまうからだ。 …

2100年の世界地図 22世紀はアフリカの時代?

峯陽一「2100年の世界地図 アフラシアの時代」(岩波新書)を読む。 著者の峯陽一氏は同志社大学教授で、もともとはアフリカ地域研究が専門という。 「アフラシア」とは、ヨーロッパとアジアを包括してユーラシアというが如く、アフリカとアジアという意味。…

今年最後の?セミの羽化

金曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうよりさらに涼しい朝。 けさも下池にカワセミ。朝日を浴びて光って見える。 しきりに上空を気にしている。 そういえばけさはあまり鳥の声がしない。タカでもやってきているのか? 場所を移動しても、やはり上を気にしてい…

きのうのワイン+映画「ニュースの真相」

チリの赤ワイン「エスクード・ロホ(ESCUDO ROJO)2017」 写真はこのあとメーンの肉料理が登場予定。 ボルドーワインの格付け第1級、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が1997年からチリで手がけるワイナリー、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイル…

ヒガンバナの不思議

善福寺公園では、彼岸の中日(9月23日)をすぎて、25日になってようやくヒガンバナの一斉開花が始まった。 明日26日は彼岸明けだから何とか間にあったか。 ヒガンバナの開花の遅れは全国的な現象のようで、気象庁が観測している全国18カ所のうち、14カ所で平年…

アブとショウリョウバッタ

水曜日朝の善福寺公園は晴れ。涼しい朝。 お彼岸をとっくにすぎて、ようやくヒガンバナが一斉開花しはじめた。 けさのカワセミ。 上池のカワセミ。 下池のカワセミ。 アシタバの花にナスのへたのような、ベレー帽みたいな頭をした小さな虫が止まっていた。 …

夏、ふたたび?

火曜日朝の善福寺公園は晴れ。風はやわらいだが気温が高い。 気温が高いためか、朝からセミが鳴き、トンボが飛んでいる。 一瞬、夏が戻ったかと思った。 秋の花、野菊が咲き出した。 これはシロヨメナか。それともノコンギク? アザミの蜜を吸うセセリチョウ…

映画「私は、マリア・カラス」と「MUSIC IN THE PARK」

銀座メゾンエルメスのプライベートシネマ「ル・ステュディオ」で「私は、マリア・カラス」を観るため銀座へ。 少し早めに着いたので隣の「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」(ソニービルの跡地に去年オープンしたビルの中の公園)」に寄る。 「MUSIC IN…

オオタカ参上

月曜日の秋分の日朝の善福寺公園は快晴。 大型の台風が日本海を通過中のため、その影響でときおり強風が吹く。上層の雲は微動だにしないのに、低い雲が次々と流れていく。 そんな強い風の中、高い木のてっぺんで微動だにしない鳥。 オオタカだった。 近寄っ…

クリクリ目のカワセミ

日曜日朝の善福寺公園は快晴。風が冷たいくらい。 けさは2羽のカワセミと出会う。 まずは枝の先に1羽。 次は比較的近く。 オスの若造だろうか? 池をめぐっていると、そのオスの若造?がさらに近くで止まっていた。けっこう脚が赤くなっている。 クリクリの…

コスカシバとオオスカシバ

土曜日朝の善福寺公園は曇り。今にも雨が降りそうな空模様。気温はちょうどいい。 このところ小さなバッタをよく目にするが、単独でいるのが多かった。 ついにメスがオスをおんぶしているオンブバッタを発見! それにしてもメスに比べてオスの小さいこと。や…

きのうのワイン+映画「マーニー」

イタリア・トスカーナの赤ワイン「アケーロ(ACHELO)2016」 ローマの北、フィレンツェの南に位置するコルトーナの赤ワイン。 コルトーナ地区は、その歴史を古代ローマの時代にまで遡ることができる伝統的なワイン産地だとか。 シラー100%。 なかなかエレガ…

陰陽の剣の戦い SHADOW/影武者 

チャン・イーモウ監督の「SHADOW 影武者」観る。 日比谷のシャンテで観たが、座席がとても座りづらい。 イスの背もたれがかなり後ろに傾斜していて、体を沈めると寝ながら観るような格好になる。 ところが、背もたれは首ぐらいまでしかなくて首を持ち上げな…

オナガが甘い声で鳴くとき

木曜日朝の善福寺公園は秋晴れ。吹く風も、空気も涼しくて快適。 ウに混じってシラサギが群れて止まっていた。白と黒の競演。 きのうはカワセミのオスとメスが仲よく止まっていたが、けさはメスが1羽。 ゲー、ギャーと汚い声で鳴いてるのはオナガだった。 姿…

朝日を浴びるカワセミ

水曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。 ウとウに挟まれてカワセミが止まっていた。 ウとカワセミは仲が悪いわけではなさそうだ。 別の場所に移っても近くにウがいた。 朝日を浴びるカワセミ。 光線の加減か、背中の青が黒っぽく見える。 こちらでは2羽のカワ…

細~い体のアオサギの幼鳥

火曜日朝の善福寺公園は快晴。朝から気温が高く、きのうは静かだったセミがまた鳴きだした。夏のセミの声と秋の虫の声が同居する朝。 脚の細~いヒョロッとしたアオサギがエサを探していた。 全体的にこじんまりしている感じで、幼鳥のようだ。 目つきは大人…

彼岸花咲く

土曜日朝の善福寺公園は曇り。けさもさわやか。Tシャツ1枚だと寒いくらい。歩き出すとちょうどよくなる。 ヒガンバナ(彼岸花)が咲き出した。 彼岸のころに咲くからヒガンバナ。 公園の一番花はいつも、その1週間から10日ぐらい前に咲く。 けさも上池と下池…

きのうのワイン+映画「情婦」

オーストラリアの赤ワイン「ジービー88・カベルネ・ソーヴィニヨン(GB88 CABERNET SAUVIGNON)2017」 写真はこのあとメーンの網焼きステーキが登場。 ワイナリーのグラント・バージは、オーストラリアのワイン産地・バロッサを代表する家族経営のワイナリー…

カワセミの食事風景

金曜日朝の善福寺公園は曇り。雲が垂れこめ薄暗い感じだが、気温は低くさわやか。 きょうは中秋の名月だとか。 中秋の名月の「中秋」とは旧暦8月15日のこと。 旧暦では秋は7月~9月の3カ月間で、そのちょうど真ん中にあたるのが8月15日で、「中秋」と呼ぶの…

待ってました!仁左衛門の弁慶 秀山祭九月大歌舞伎

歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部を観る。 演目は「菅原伝授手習鑑 寺子屋」「勧進帳」「松浦の太鼓」。 お目当ては「勧進帳」で弁慶をつとめる仁左衛門。 去年の9月、仁左衛門の助六を見て以来、「次はぜひとも仁左衛門の弁慶を見たい!」と、ずっと仁…

甘えっ子カワセミ

木曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲多し。風はさわやか。 けさも池のあちこちにカワセミ。 平日は休業のボート乗り場も彼らのテリトリーだ。 親にエサをねだる子どものカワセミ。 鳴き声を上げたり、羽をぱたつかせたりして訴えるが、お父さんだろうか、親は冷…

東博「三国志展」と「奈良大和四寺のみほとけ」

上野の東京国立博物館で開催中の「三国志展」を観に行く。 「三国志」は、400年続いた漢王朝の滅亡によって秦の始皇帝以来の古代帝国の時代が終わり、魏・蜀・呉の三国が群雄割拠した時代(220年ごろ – 280年ごろ)の興亡史をまとめた歴史書のこと。西晋時代…

今年のカワセミは大家族

火曜日朝の善福寺公園は快晴。けさも朝から暑いが、吹く風は時折涼しい。 けさはナント、少なくとも8羽のカワセミと出会う。 上池と下池を合わせると10羽はいる勘定。 まず、公園に着いた早々の光景。 上池でカワセミを探すと、すぐ近くにカワセミの親子が飛…

激しい銃撃戦と美しい風景 荒野の誓い

6日に日本での公開が始まったばかりのアメリカ映画「荒野の誓い」を観る。 2017年製作の西部劇だが、なかなかよかった。 原題は「Hostiles」。 監督スコット・クーパー、出演クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディほか。 原題が「…

6羽のカワセミ

火曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうにつづき夏がぶり返したような蒸し暑さ。 池をめぐる道はだいぶ歩きやすくなったが、台風の余韻はまだ残っている。 それでも、けさは上池と下池で6羽のかわせみと出会う。 上池では4羽のカワセミ。 まずは遠くで2羽が仲よ…

ホイットマンの詩と「ひとり旅立つ少年よ」

ボストン・テラン「ひとり旅立つ少年よ」(田口俊樹訳、文春文庫)を読む。 今のところ今年読んだ中で一番感動した小説。 12歳の少年チャーリーの旅の物語だ。 主人公はシャルルマーニュ・エゼキエル・グリフィン。通称チャーリー・グリフィン。 ちなみにシ…

台風一過のカワセミ

月曜日朝の善福寺公園は晴れときどき曇り。 台風一過、朝から気温が高い。最高気温の予想では36℃になるとか。 公園につくなり、一面葉っぱと折れた枝の海。 夜中、風が強かったから、さもありなん。 何しろ千葉では50m以上の風速を記録したとか。 倒木が道…

トゲトゲとクネラクネラ

日曜日朝の善福寺公園は晴れ。夏がぶり返した感じで、朝から暑い。 このところ毎日見るカワセミの若造だろうか。 器用にクチバシを背中に持っていって毛繕いしている。 白いトゲトゲで全身を守っているのは、ルリタテハの幼虫のようだ。 こちらにも、葉っぱ…

きのうのワイン+映画「十三人の刺客」(1963年)

スペイン・カタルーニャの赤ワイン「サングレ・デ・トロ・オリジナル(SANGRE DE TORO ORIGINAL)2017」 スペインのバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上という長い歴史を持つワイナリー、トーレスの赤ワイン。 ガルナッチャ(グル…