善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カラスウリかキカラスウリか

8月最後の日曜日、朝の善福寺公園は曇り。涼しい。猛暑は終わって、いつの間にか秋の気配。 しかし、セミは相変わらずかしましく鳴いている。 上池をめぐっていると、白いモジャモジャの不思議な花を発見。 ツル性で、ほかの木にまとわりついて咲いている。 …

きのうのワイン+『鴛鴦歌合戦』

フランスの赤ワイン「シャトー・デ・ゼサール・ルージュ2012」。 飲む前にあらためてラベルを見て、ハテどこかで見たような、と思ったら先日飲んだのと同じワインだった。ほどよい酸味と渋みで、飲みやすい。うまけりゃ何度飲んでもいい。 ブドウ品種はメル…

おメメぱっちりセセリチョウ

日曜日朝の善福寺公園は曇り。ときどき小雨が降るが、やがて薄日がさして蒸し暑くなる。 きょうは「処暑」。チョウをよく見る朝だった。それも小さいヤツばかり。 まずはヤマトシジミっぽいチョウ。 シロチョウの仲間のキチョウかな? 1羽ではなく、実は2羽…

ガマの花穂

土曜日朝の善福寺公園は晴れたり曇ったり。日差しが出ると暑くて汗が吹き出す。 それでも秋は確実にやって来ているようで、上池のヤマボウシの実が色づいていた。 しかし、セミはまだがんばって鳴いている。葉っぱの裏に脱け殻が。きれいに脱皮している。 下…

千倉由穂さんの句

きのう(18日)の朝日新聞夕刊文化面に載っていた俳人の千倉由穂さんの句が心に残ったので紹介する。 夏を詠んだ句がとても新鮮でみずみずしかった。 青蔦(あおつた)は風のことばを翻訳す 蔦茂る風がすべってゆくほどに 本屋より驟雨(しゅうう)に潜り駆…

きのうのワインと諏訪湖花火大会

フランスの赤ワイン「ペイ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン2013」を飲む。 バランスのとれた味。チーズ、ことにコンテと合う(コンテが好きだからかもしれないが)。 カベルネ・ソーヴィニヨン100%。生産者はレ・フォンタネル。樽で6カ月熟成させたとか…

夏は花より虫

日曜日朝の善福寺公園は晴れ。時々雲り。きのうと同じに蒸し暑い。 上池のフヨウの花にチョウがとまっていた。 最近よく見るツマグロヒョウモンのメスか。 下池に回ると、葉っぱかと思ったら緑色の虫だった。 カメムシの仲間だろうか。 太い木にチョウが群が…

戦後70年の公園にて

終戦記念日(今年で70回目)朝の善福寺公園は晴れたり曇ったり。木陰のあたりは涼しいが、日向は蒸し暑く、汗をかく。 きのうの安倍首相談話にはがっかりというか怒りを覚える。 冒頭で、彼の歴史認識が如実にあらわれていた。 彼は言う。 百年以上前の世界…

きのうのワインと『アパートの鍵貸します』

きのう飲んだ赤ワインはフランスの「シャトー・デ・ゼサール・ルージュ」。 ほどよい酸味と渋みで、飲みやすい。 ブドウ品種はメルロ(70%)、カベルネ フラン(30%)。 産地はフランス南西地方、とあるが、ボルドーの近くだろうか。 調べてみたら、南西地…

死のドレスを花婿に

フランスのミステリー作家、ピエール・ルメートル『死のドレスを花婿に』(文春文庫)を読む。 昨年のミステリーランキングの話題をさらった『その女アレックス』の作者の小説というので手にとる(日本でこの人の本はまだ2冊しか出ていない。フランス本国で…

夏の花は白尽くし

日曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうまでの酷暑とは違って比較的しのぎやすい。 けさの最低気温(東京都心)午前4時56分に24・7度。 セミの鳴き声は最高潮。 羽化したばかりのセミだろうか。 脱け殻のそばでジッとしていた。 クサギの白い花。 シオカラトン…

死んだ女の子

元(はじめ)ちとせが歌う『死んだ女の子』を聞く。 とてもいい歌だったが、私が昔聞いて自分も歌った『死んだ女の子』とはメロディーが違っていた。 作詞というか原詩はトルコの詩人ナジム(あるいはナーズム)・ヒクメットだが、作曲は外山雄三だった。 私…

阿部勘と金魚と阿佐ケ谷・七夕まつり

阿佐ケ谷にある美人女将のいる居酒屋「燗酒屋」に行った話を友人にしたら、「ぜひ行きたい、連れてって~」というので、おととい再訪。 飲んだり食ったりしたが、冷や酒に変わったのがあった。 宮城の「阿部勘」という酒。 こっちから見ると何ということはな…

『ブエノスアイレスに消えた』とアルメニア料理

グスタボ・マラホビッチ『ブエノスアイレスに消えた』(宮崎真紀訳、ハヤカワポケミス)を読む。 アルゼンチン発のミステリー。 二転三転する意外な展開に、最後の方はイッキ読み。 建築家ファビアンの4歳になる娘とベビーシッターは、ブエノスアイレスの地…

コーカサス3国旅行記⑮最終回 ピロスマニ

コーカサス3カ国の旅9日目の18日(土)、トビリシを立つ前にナショナル・ギャラリーで見たニコ・ピロスマニの絵の続き。 加藤登記子がロシアの歌として歌って日本でもヒットした「百万本のバラ」に出てくる画家はピロスマニがモデルだという。 もともとの曲…

コーカサス3国旅行記⑭

コーカサス3カ国の旅9日目の18日(土)はいよいよコーカサスにサヨナラする日。 予定ではトビリシの市内観光のあと空港に向かうが、ナショナルギャラリーでぜひとも見たい絵があったので、メンバーとはいったん別れ、空港で合流することにした。 朝食のデザ…

仲良し脱け殻

8月第一週の日曜日朝の善福寺公園は、朝から暑い! 日陰は風があれば涼しいが・・・。 上池のほとりにサルスベリの花が咲いていた。 セミの声は今が盛り。 脱け殻が2つ並んでいた。仲良く並んで脱皮したのだろうか。 すぐ下にはニイニイゼミの脱け殻。 まる…

シャネル・ピグマリオン・デイズ 戸室玄

土曜日の午後は銀座のシャネル4階にあるシャネル・ネクサスホールで「シャネル・ピグマリオン・デイズ2015」のコンサート。要は若手演奏家を応援するコンサート。 きのうの出演は2012年のシャネル・ピグマリオン・デイズ・アーティストだったピアノの戸室玄…

コーカサス3国旅行記⑬

コーカサス3カ国の旅8日目の17日(金)午後、あと数キロ北上するとロシアの国境に達するというカズベキから引き返す。ここから先の国境付近は情勢が不安定であり、近づくと危険である。 カズベキから2170mの山の頂に建つサメバ教会に向かうが、道路は舗装さ…

ジョージアワイン+映画「風にそよぐ草」

ジョージアで買った赤ワインを飲む。 「TELIANI VALLEY Saperavi 2013」 コーカサス旅行中、たしかトビリシのスーパーで添乗員さんのオススメで買ったもの。 TELIANI VALLEYはメーカーの名前。Saperaviはジョージアのカヘチ地方が起源のブドウ品種。 ジョー…

コーカサス3国旅行記⑫

コーカサス3カ国の旅8日目の17日(金)は、コーカサス山脈を越えてトビリシとロシアのウラジカフカスを結ぶ約200㎞におよぶハイウエイ、ジョージア軍用道路をひた走り、標高2395mの十字架峠をめざす。 この道路は19世紀初め、帝政ロシアが軍事用に建設した…