善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きのうのワインとステーキ

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール(BOURGOGNE PINOT NOIR)2011。 本日はステーキ。それも分厚いヤツ。 「きのうは厚さ5センチもあるステーキ食べてねー」とか冗談にいうことはあっても、めったにお目にかかったことはない。そんな分厚い(実際に測ったら5セン…

酒の楽しみはラベルにあり?

きのうは午後から国立劇場文楽公演で、芝居がはねたのが夕方の5時半ごろ。 帰りにいっぱいと四ツ谷に出て、駅北口のしんみち通りをブラブラ歩いて入ったのが「直心(じきしん)」という居酒屋。 料理は普通だが、酒がおもしろい。 すべて半合で出してくれる…

2月文楽公演 花競四季寿 天網島時雨炬燵 紙屋内の段

国立劇場2月文楽公演第2部『花競四季寿』『天網島時雨炬燵 紙屋内の段』を観る。 今年初の東京での文楽公演、というので初春らしく『花競四季寿』としたのだろう。 午後2時半開演と真っ昼間の公演だからか、客席には女性が目立つ。 前から3列目の中央の席だ…

寄生虫なき病

日曜日(22日)夜はNHKスペシャル「腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー」をみる。 腸内フローラは脳にまで影響しているとか、IgA抗体はアレルゲンを攻撃するためではなく、人間に必要な細菌だけを選んで腸に住み着かせるために働いているとか、目からうろ…

きのうのワイン+映画「史上最大の作戦」

エノテカより直送の赤ワイン6本シリーズ第5弾の4本目は南アフリカの「ピノタージュ・シラーズ(PINOTAGE SHIRAZ)2012」。 ワイナリーはレオパーズ・リープ。以前にも同社のワインを飲んだことがあるが、ラベルに描かれたレオパードの絵が特徴的。 ピノター…

河津桜咲く

2月最後の日曜日、22日朝の善福寺公園は快晴。風がないと日向ではぽかぽか陽気。 下池の河津桜が咲いていた。 フキノトウも芽を出しているらしいというので探すが、みつからず。 上池ではサンシュユが黄色のつぼみを膨らませていた。 ウメは咲き始めてはいる…

きょうのマッサン

たまたまNHKの連続ドラマ「マッサン」をみてたら、マッサンの妻エリーが特高警察に連行されるシーンだった。 ときは太平洋戦争が始まったところで、敵国人のエリーはスパイ容疑がかけられたのであった。 土足で家の中に入り込んできた特高警察の刑事たちは「…

祝1000回(と自分で言祝ぐ)

きょうは雨水。そして旧暦の元日。 月は新月、日の出は6時23分、日の入りは17時27分。だいぶ日も長くなってきた。 朝からいいお天気で、ぽっかり浮かんだ白い雲。 そういえば5年前の2010年3月5日から始めた本ブログも1000回を数えた。 ちょうど元日にふさわ…

きのうのワイン+映画「ショコラ」

エノテカ直送の赤ワイン6本シリーズ第5弾の3本目は、アルゼンチンの「ロ・タンゴ・マルベック(LO TENGE MALBEC)2014」。 マルベック100%の柔らかな口当たりのワイン。 アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスから西へ1000km、アンデス山脈のメンドーサ地区…

ありふれた祈り

ウィリアム・ケント・クルーガー『ありふれた祈り』(宇佐川晶子訳、ハヤカワポケミス) アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞受賞作(ほかにもいろいろ受賞)で、ハヤカワポケミス刊というから犯人探しのミステリーかと思いきや、優れた青春…

ひさびさカワセミ!

土曜日朝の善福寺公園は快晴。風はないが空気が冷たい。 上池の弁天さまをお参りして島をめぐっていると、梢の奥の方にオレンジ色のおなかをした鳥が見える。双眼鏡をおぞくと、カワセミだ。 すぐカメラを取り出し、シャッターを押すがすでに姿が見えなくな…

昆虫はすごい

丸山宗利『昆虫はすごい』(光文社新書)を読む。 読後感はただ一言、昆虫はすごい! 筆者は九大総合研究博物館の助教。アリやシロアリと共生する昆虫の多様性解明が専門という。 昆虫の頭のよさを証明するエピソードがてんこ盛り。 たとえば──。 獲物を食べ…

きのうのワイン+映画「シャレード」

エノテカ直送赤ワイン6本シリーズ第5弾の2本目は、フランス・ラングドックの「カデ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン(CADET DOC CABERNET SAUVIGNON)2013」。 カベルネ・ソーヴィニヨン100%。独特のタンニンが心地よい。 ラングドックは、フランス南部…

きょうのジョウビタキ

「建国記念の日」の水曜日朝、善福寺公園は快晴。風はないが空気は冷たい。 下池をめぐっていると目の前にジョウビタキ。低木の枝とか誰もいないテーブル、公園に隣接する民家の低い塀の上でジッとしていたかと思うと、スッと地面に降りて虫を探している。 …

新印象派 光と色のドラマ

東京都美術館で開催中の「新印象派 光と色のドラマ」展を見る。(3月29日まで) スーラをはじめ、点描法で描かれた作品群を生み出したのが新印象派の画家たち。 モネなどの印象派の画家たちの影響を受けつつ、それを発展させたものだというが、本展を見て、…

きのうのワイン+島とうがらし

エノテカ直送の赤ワイン6本シリーズ、ついに第5弾に突入。去年の秋から数えて25本目は、チリの「アラス・デ・ピルケ カルメネール(HARAS DE PIRQUE CARMENERE)2013」。 ワイナリーのアラス・デ・ピルケは、チリ・アンデス山脈のふもとに広がるマイポ・ヴァ…

サクラのつぼみ

日曜日朝の善福寺公園は曇り。風はなくしのぎやすい。 ただし、どんよりとした雲が広がり、明るさはない。 きょうはやけにツグミが目立つ。北へ帰る準備に忙しいのか。 下池のほとりの早咲きのサクラ。ツグミならぬツボミを膨らませていた。

井上ひさし 短編中編小説集成

井上ひさし『短編中編小説集成』(岩波書店)の第1、第2巻を読む。 戯曲から小説、エッセイと多彩な作家活動をしてきた井上ひさしの作品群の中から、短編・中編小説を年代順に収める初の全集。去年の秋から刊行されている。その第1巻と第2巻。 第1巻は「ブン…

ウメ咲く

きのうは立春。しかも満月。立春と満月が重なるのは38年ぶりだとか。 前日の節分にはわが家でも豆まき。20数年続けている“伝統行事”。「鬼はーそとー」とやっていると、隣の、小さい子がいる家からも「鬼はーそとー」の声が聞こえてきた。 今やわが家で欠か…

きのうのワイン+映画『荒野の1ドル銀貨』

エノテカより直送の赤ワイン6本シリーズ第4弾の6本目を飲む。 エノテカの6本シリーズの第1弾1本目は去年の9月に飲んでいるので、4カ月ほどの間に4×6で24本に達した。すべて種類が違うから24種類のワインを飲んだことになる。 しかし、ワインの種類は何千とあ…

千駄ヶ谷~表参道散歩+ワタリウム美術館

おとといの日曜日は散歩とそばを食べるのを兼ねて渋谷区神宮前のワタリウム美術館で開催中の『「ここより北へ」石川直樹+奈良美智展』へ。 中央線千駄ヶ谷駅を下車したのは10時すぎ。外苑西通りを南に行く。 途中、キラー通り(正式名称は外苑西通り)に入…

「21世紀の資本」を読む

トマ・ピケティ『21世紀の資本』(山形浩生、守岡桜、森本正史訳 みすず書房)を読む。 といっても経済学などまるで門外漢なので意味がわからないところも多く、そのまま読み進んだので果してどこまで理解できたのかの不安はあるが、筆者のいいたいことはだ…